ハリウッド映画にアメリカ万歳的なものがあるように、韓国万歳的なものを感じました。
映画とはいえ、(アメリカや)日本って敵対されやすいのがやはり悲しい。
終わり方を予想するような台詞はあったのですが、実際ラストを見せられると、悲しみの中にも笑顔になれるシーンで終わったのがなんとも切なく良かったです。
チャン・ドンゴンさんが「姉に再会するシーンが一番印象深い」とインタビュー等で挙げていましたが、それ以上にこのシーンでは涙が出そうでした。
あんなに強く抱きしめられたい!
<原題>「TYPHOON」
「全てを失い、壊されてなお、何を求めとりもどすのか?」
「ブラザーフッド」のチャン・ドンゴンが役作りのために、体重を7キロ落とし、タイ語、ロシア語にも挑戦。
共演に「イルマーレ」のイ・ジョンジェと「純愛中毒」のイ・ミヨン。
イ・ジョンジェさんは、海軍大尉役のために特殊部隊のトレーニングを積んだだけあって、冒頭に素晴らしい強靭な肉体を魅せてくれました~。特に肩まわり!
音楽は「マイ・ブラザー」「猟奇的な彼女」のキム・ヒョンソク。
監督・脚本は「友へ チング」のクァク・キョンテク。
ロシアのウラジオストックや、タイのバンコクなどでもロケ。
<あらすじ> 米軍の秘密兵器を秘かに輸送中の船舶が台湾沖で、東シナ海周辺を根城にする冷酷非情な男シン率いる海賊団に襲撃され、積荷を強奪されてしまう。
北朝鮮の核兵器の脅威と米政府と中国政府の緊張関係のため、アメリカ国防総省は直接介入を避け、釜山にいる元米国海軍将校カン・セジョンにシンの追跡を命じる。
さっそく調査を開始したセジョンは、シンの生き別れた姉ミンジュがシベリアの貧しい売春宿にいることを突き止める。
そして、彼らが北朝鮮からの亡命者であった事実を知るのだった。
追う者と追われる者、国家に見捨てられた男と国家への忠誠を誓い行動する者。
敵味方のはずが魅かれあう二つの魂。。。
チャン・ドンゴン Jang Dong-gun ・・・シン/チェ・ミョンシン
イ・ジョンジェ I Jeong-Jae ・・・・・・・カン・セジョン
イ・ミヨン I Mi-Yeon ・・・・・・・・・・・・チェ・ミョンジュ
□HP http://www.typhoon-movie.jp/
(↓注 以下ネタばれあり)☆☆☆☆★
秘密兵器とは、核ミサイル用の衛星誘導装置だったのですが、米軍が日本に輸送中という設定に日本人として物申したくなります。
いかなる理由だろうときっと日本は拒否するはず(してくれ!)、と思いながら観ていました。
シンの計画は、「強奪した兵器をロシアマフィアと取引をし、致死性の高い有害物質を入手、数日後に朝鮮半島上で直撃する二つの大型台風の中心で有害物質をばら撒き、朝鮮半島国民を死に至らしめる」というもの。
脱北者たちが政治的な理由で拒絶され戻れもせず、目前で家族の死を見せつけられたシンが、復讐のために自分の生死は問題外に生きてしまうのには同情できます。
台風が合体してさらにパワーを増す、というくだりはジョージ・クルーニーさんの「パーフェクト・ストーム」をチラッと思い出しました。
軍のヘリだから暴風域を乗り越え、台風の目に辿り着くことが出来るのか?また救出船もしかり。
魚雷を撃ち込まれながらも(あれだけ刺されながらも)セジョンが生き延びたのにはビックリ。ま、映画だけどさ~。
シンは姉と再会出来たことをきっかけのように、最後には有害物質ボタンは押していませんでした。だから飛んだ風船も無害。ホッ
ホテルですれ違い、直感で「シン!」と始まるシンとセジョンの出会いからの追撃シーンは迫力があって面白かったです。
派手だねぇ。
ハリウッド並みにアクションが痛々しいほどリアルなのが観ている方は楽しいけどね♪
シンの仲間たちとの、セジョンの仲間たちとのやり取りも、立場は違えど熱い男の友情というのが伝わってきて良かった。
ロケ地であるロシア、特にタイは美しかった。
2006年4月12日(水)新宿文化シネマ
8日から公開されたにもかかわらず劇場看板に「タイフーン」がなく、これから公開予定の「連理の枝」「ダヴィンチコード」などが見えたので、劇場を間違えたのかと焦りました。
劇場前まで来てようやく確認出来ました。
スクリーンは新宿文化シネマ4の56席と一番小さいところ。地元映画館かと思うほどでした。
水曜だし夜だったのであっという間に満席。早めに整理番号をもらっていて良かったです。
韓流=おばさんイメージが定着っぽいため韓国映画というと男性で敬遠する方もいるのですが、この映画はオススメ出来ます。
映画とはいえ、(アメリカや)日本って敵対されやすいのがやはり悲しい。
終わり方を予想するような台詞はあったのですが、実際ラストを見せられると、悲しみの中にも笑顔になれるシーンで終わったのがなんとも切なく良かったです。
チャン・ドンゴンさんが「姉に再会するシーンが一番印象深い」とインタビュー等で挙げていましたが、それ以上にこのシーンでは涙が出そうでした。
<原題>「TYPHOON」
「全てを失い、壊されてなお、何を求めとりもどすのか?」
「ブラザーフッド」のチャン・ドンゴンが役作りのために、体重を7キロ落とし、タイ語、ロシア語にも挑戦。
共演に「イルマーレ」のイ・ジョンジェと「純愛中毒」のイ・ミヨン。
イ・ジョンジェさんは、海軍大尉役のために特殊部隊のトレーニングを積んだだけあって、冒頭に素晴らしい強靭な肉体を魅せてくれました~。特に肩まわり!
音楽は「マイ・ブラザー」「猟奇的な彼女」のキム・ヒョンソク。
監督・脚本は「友へ チング」のクァク・キョンテク。
ロシアのウラジオストックや、タイのバンコクなどでもロケ。
<あらすじ> 米軍の秘密兵器を秘かに輸送中の船舶が台湾沖で、東シナ海周辺を根城にする冷酷非情な男シン率いる海賊団に襲撃され、積荷を強奪されてしまう。
北朝鮮の核兵器の脅威と米政府と中国政府の緊張関係のため、アメリカ国防総省は直接介入を避け、釜山にいる元米国海軍将校カン・セジョンにシンの追跡を命じる。
さっそく調査を開始したセジョンは、シンの生き別れた姉ミンジュがシベリアの貧しい売春宿にいることを突き止める。
そして、彼らが北朝鮮からの亡命者であった事実を知るのだった。
追う者と追われる者、国家に見捨てられた男と国家への忠誠を誓い行動する者。
敵味方のはずが魅かれあう二つの魂。。。
チャン・ドンゴン Jang Dong-gun ・・・シン/チェ・ミョンシン
イ・ジョンジェ I Jeong-Jae ・・・・・・・カン・セジョン
イ・ミヨン I Mi-Yeon ・・・・・・・・・・・・チェ・ミョンジュ
□HP http://www.typhoon-movie.jp/
(↓注 以下ネタばれあり)☆☆☆☆★
秘密兵器とは、核ミサイル用の衛星誘導装置だったのですが、米軍が日本に輸送中という設定に日本人として物申したくなります。
いかなる理由だろうときっと日本は拒否するはず(してくれ!)、と思いながら観ていました。
シンの計画は、「強奪した兵器をロシアマフィアと取引をし、致死性の高い有害物質を入手、数日後に朝鮮半島上で直撃する二つの大型台風の中心で有害物質をばら撒き、朝鮮半島国民を死に至らしめる」というもの。
脱北者たちが政治的な理由で拒絶され戻れもせず、目前で家族の死を見せつけられたシンが、復讐のために自分の生死は問題外に生きてしまうのには同情できます。
台風が合体してさらにパワーを増す、というくだりはジョージ・クルーニーさんの「パーフェクト・ストーム」をチラッと思い出しました。
軍のヘリだから暴風域を乗り越え、台風の目に辿り着くことが出来るのか?また救出船もしかり。
魚雷を撃ち込まれながらも(あれだけ刺されながらも)セジョンが生き延びたのにはビックリ。ま、映画だけどさ~。
シンは姉と再会出来たことをきっかけのように、最後には有害物質ボタンは押していませんでした。だから飛んだ風船も無害。ホッ
ホテルですれ違い、直感で「シン!」と始まるシンとセジョンの出会いからの追撃シーンは迫力があって面白かったです。
派手だねぇ。
ハリウッド並みにアクションが痛々しいほどリアルなのが観ている方は楽しいけどね♪
シンの仲間たちとの、セジョンの仲間たちとのやり取りも、立場は違えど熱い男の友情というのが伝わってきて良かった。
ロケ地であるロシア、特にタイは美しかった。
2006年4月12日(水)新宿文化シネマ
8日から公開されたにもかかわらず劇場看板に「タイフーン」がなく、これから公開予定の「連理の枝」「ダヴィンチコード」などが見えたので、劇場を間違えたのかと焦りました。
劇場前まで来てようやく確認出来ました。
スクリーンは新宿文化シネマ4の56席と一番小さいところ。地元映画館かと思うほどでした。
水曜だし夜だったのであっという間に満席。早めに整理番号をもらっていて良かったです。
韓流=おばさんイメージが定着っぽいため韓国映画というと男性で敬遠する方もいるのですが、この映画はオススメ出来ます。