播惑闘球団 Barbarians

スクール指導員、カネカOBやそのつながりで集まった播州地区Over40ラグビーチーム

We need you!

2007年03月10日 | Weblog
 スクールではまた次年度の体制を調整する時期となった。編制作業も昨年からの経緯、自分の子の学年との関係など様々な事情を考慮して担当を決めるが、私のスクールではまず、コーチの数が足りない。私自身、今年度も時として2学年を1人で見なくてはならない、ということも何度かあった。コーチの登録人数は1学年3~4名いる。しかしながら、日曜日も仕事、という方もおられて必ずしも毎回は揃わない。コーチはあくまで余暇を利用したボランティアであるから、事情があって参加できないときは仕方がない。
 比較的規模の大きなスクールをみると常時1学年に4人程度のコーチがおられ、感心する。ラグビーでは、ボール周辺のプレーヤーだけでなく、それ以外のプレーヤーの動きも重要であるが、コーチが少人数ではどうしてもボール周辺の生徒にしか目が行き届かない。そして、生徒に対して申し訳ない最大のことは、「誉める」というコーチの重要な仕事すらも行き届かなくなることである。

 もっぱら息子達の送迎をされ、練習中は肘掛け付折りたたみ椅子で見学しておられるお父様方も、コーチングに参加してもらえないものだろうか。コーチにも経験者、未経験者がおられるが、経験者であるかどうかはコーチングの必要条件ではないように思う。未経験者でも熱心に取り組んでおられるコーチの熱意は確かに子供達に伝わっている。コーチは教えることもあるが、語源の通り、自立への支援が本来の役割であろう。もちろん、父母会の強力なサポートの力も大きく、頭が下がる。
 子供達がどれだけ真剣に取り組んでいるか、どのような成長を遂げているか、是非、グランドの外からだけでなく、グランドの中から感じてもらいたい。一緒に食事の時、入浴の時、グランドへの行き帰りの車中での会話の内容も違ったものになるはずである。その大切な会話、時間、感動の共有はきっと将来、親子の財産となる。

以下はJohn F. Kennedy(1917-63)の有名なスピーチ(彼のSpeech writerがローマの哲学者の言をパクッたらしいが)
"Ask not what your country can do for you, but what you can do for your country."
これのパクリで、
"Ask not what your school can do for you, but what you can do for your school."

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