播惑闘球団 Barbarians

スクール指導員、カネカOBやそのつながりで集まった播州地区Over40ラグビーチーム

冬の酒

2007年11月17日 | Weblog
気に入りの酒がある。北欧の蒸留酒「Aquavit」(ラテン語で命の水)である。寒い国の酒らしく、凍えるような寒い日に外から帰って、やや低温で冷やしたAquavitを小さめの細長いグラスに注ぎ、すこし口に含むと、きつめのアルコールとハーブ(キャラウェイ)の香りが味蕾と鼻孔を刺激する。ほどなく体中にほのかなぬくもりをもたらす。やはり酒というものはその土地柄を飲み手に訴えるものらしい。最近暖冬が多いとはいえ、冬型気圧配置ともなれば日没後はここらあたりもかなり冷え込む。そんなときの酒は、熱燗や焼酎の湯割りもありがたいが、冷えたAquavitも捨てたものではない。

 はじめて味わったのは数年前、スカンジナビア半島のさらに北西、北極圏の島国、アイスランドであった。農作物はほとんどとれないこの国では漁業とわずかながらの牧畜、電気炉でのアルミ精錬などが主たる産業。面積は北海道程度。人口は加古川市とほぼ同等ながらも、当時すでに豊富な自然エネルギー(水力と地熱による発電)を背景に、水素社会に挑むエネルギー先進国。夕食に立ち寄ったシーフードレストランで地酒を注文すると出てきたのがBrennvinというAquavitであった。生牡蠣やニシンの酢漬けなどのシーフード料理の臭みを適度に冷やしたアルコールとキャラウェイの香りが消し去る。やはり酒はその土地柄をアピールする。

 別の機会にコペンハーゲンのレストランで同様の酒を注文した。Brennvinはなかったが、そこで勧められたのはLINIEというノルウェーのAquavitであった。透明ガラスのボトルの肩には"AROUND THE WORLD AND TWICE ACROSS THE EQUATOR IN SHERRY CASKS"と浮き彫りがある。これは昔、船に積まれて揺れながら赤道を越え、引き取り手のなくなった樽をそのまま積んで帰ってきてみたら、おいしい酒になっていたという発見に基づく同社のキャッチフレーズである。その醸成法は現在も踏襲されており、ラベルの裏にはそのボトルのロットの航海記録(船名、航海期間)が記されている。ややまろやかな舌触りで、この銘柄はその後、私の気に入りのひとつとなった。
 ここで訪問したDTU(デンマーク工科大)では、休暇中であったのか、人気がないキャンパスの中、芝グランドにH型ポールが立っていた。異国の地での妙な安堵感。この地のラガーはどんなラグビーをするんだろう。VIKINGの末裔ならきっとガツガツゴリゴリ‥?。そんな想像をしながら短い滞在を終えた。

11/10合同練習

2007年11月11日 | Weblog
秋晴れのなか、いくつかのチームに声をかけて合同練習会をカネカグランドで開催しました。土曜日、さらにスクール県大会前ということで集まりは今ひとつでしたが、加古川RS中学部、KWO、惑惑、ZOOなどから参加者が集まり、17人ほどにはなったでしょうか、幅広い年代でいい汗をかきました。
ストレッチから始まり、グリッド、2:1、タックルゲーム、タッチフットで約1時間半、和やかに、楽しく時間を過ごすことが出来ました。お集まり頂き、ありがとうございました。
 久しぶりにご参加頂いたT中さんと話しておりましたら、(現在は膝の半月板がすり減ってあまり激しい運動は出来ないとのことでしたが)来年は赤パン、惑でのチームが変わって、また気持ちも新たに試合では活躍したいと熱く語っておられました。シニアラグビーが継続できるのはこんな仕組みがあるからかも、と感心した次第。小職も来年は紺パン、白紺混成の試合が多いですが、はてさて、どれくらい活躍出来るでしょうか? さらに層を厚くして、年代毎に1チーム作りたいものですね。