柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

辻井伸行 日本ツアー

2019年01月27日 | コンサート・観劇など
『辻井伸行 日本ツアー』のため大阪のザ・シンフォニーホールへ。



う・ふ・ふ
辻井さんが「目の前」な席。
2列目でございます

と思ったのは束の間。
真ん前という事は、一番前の席じゃない限り、私の前にも人がいる訳で
んぎゃ~~~、前の方の頭でちょうど辻井さんが見えない

なので、ちょっと右か左に傾いて見る。
しかし、前の方、一番前の席にもかかわらず、なぜか右に左に傾かれる
なので私はそのたびに反対に傾いて見る。
私の後ろの人、うっとおしいだろうなあ、とは思ったけど、自分の欲望を優先させていただきました

1曲目の「ドビュッシー 2つのアラベスク」を弾きはじめる前、辻井さんは何度も鍵盤の位置を確かめてた。
こういう光景はあまり見ないので「難しい曲なのかなぁ」って思いながら聴く態勢に。

リサイタルが始まって、最初の何音かで「うひゃ~、きれいな音~~」でございました。

でーーーーも、ワタクシのお隣の男性が2曲目くらいからお眠りあそばされて、、、
それは良いんですけど、寝息がねぇ。
まぁ、イビキじゃなかっただけマシでしたが。
辻井さんのピアノのBGMじゃ、さぞかし良い夢が見れたのではないでしょうか?
相当お疲れだったのでしょうねぇ、、、
(しかし2列目なのに、ファンからしたら寝るならチケット譲ってくれーーー、かも)

そんな寝息が聞こえていたかどうかは分かりませんが、辻井さんは全体的に美しく、そしてどっしりと弾かれてました。

もちろん全部良かったのですが、私が一番感動したのはアンコールの「羊と鋼の森」のテーマ曲でした。
というのが、私は映画も観たし、この曲はテレビ「ミュージックステーション」でも聴いた事あったんですよね。
でも、実際にホールで聴いてびっくりしたんです
だって、全然違うんですもの
実際に聴く方が全然いい
100倍は良かった。
というか、「もう別物」と言っていいくらいの違いだった
こんなにいい曲だったんですねと改めて感じたわ。
びっくり。
これはもう、本当にびっくりしました

「月の光」も、なんて美しく暖かい音色なんだろう、と聴き入る。
暖かい空気に包みこまれるようだった。



そして、今日は出待ちしてしまった。
えへっ。
私のほかに、ご年配の女性の方もお一人待機なさってたわ。

出てきた辻井さんはお付の方々が多かったので、「素敵でした、ありがとう」と、こそっと言うのが精一杯でしたが。
そして辻井さんは、急に話しかけた私が何者なのか、どんな人間なのかを感覚を駆使して感じとっているように見えました。
もう一人のおば様は「体に気を付けて、また会いましょう」って、優しく何度もおっしゃってました(ほんわか)。
マネージャーの方?優しくて、皆さんタクシーに乗ったあとも先発のタクシーが出るまで窓開けてくれて。
おば様と2人「ありがとー」を言いまくったわ。
辻井さんは奥の席から手を振ってくれました

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