同志社大学から東、出町柳へ向かって歩くと、古い商店街があります。
他の商店街同様、この20年ほどで様相がすっかり変わり、シャッターを下ろしたままの店もあるのですが、そこから一気にシャッター通りに転落することなく、土俵際で何とかふみとどり、新たな展開を見せつつある…そんな商店街です。
商店街には、小さな映画館があります。
出町座です。
7年ほど前に出来て、ずっと気になっていたのですが、見たい映画となかなかタイミングが合わず…映画って、博物館等と違ってフラッと行くわけにいかないですよね。
昨日は、我が家の「記念日」でした。
勤続年数と同じなので、ちょうど30年。
平日だし、相手は夜遅くまで授業が入っていますから、一緒に外食…ってわけにもいきませんが、せっかくだから、1人でもどこかへ出かけたい…
出かけるとなると、いつもなら、決まって動物園、水族館等が候補にあがるのですが、昼間は仕事があるし、「ガス警報器」の取り替えもあるし笑…
で、ふと、「たしか、福田村の上映が夕方だったはず」と思い出し、確認すると、18時20分から…すぐに予約を入れました。
覚悟はしていましたが、重い映画です。
今、言葉に出来るほど、頭の中が整理されていませんが、見てよかったと思います。
今月26日まで出町座で上映されています。