男は黙って石川直宏

明らかにAkiraKaji改め、石川直宏を全力で応援するメンズによるブログ。

加地を信じるしかない・・・夏。

2005年07月11日 05時01分31秒 | FC東京の加地
ヴェルディだけには~

負~け~ら~れな~い





弾けよう・・・飛田給~、


負けるわ~けはな~いさ!













いや、負けなかったけど!!


敗戦以上にショックだった試合でした・・・。







2005年、最初のダービーマッチ。


いつもの様に、淋しいアウェーゴール裏をつまみに燃え上がる東京ゴール裏


ホント凄かった。

試合開始前からの、もはや定番となったダービー専用応援もさることながら、あのGⅡから繰り広げられた
のタスキの滝!


味スタや、ああ味スタや、味スタや。

絶景かな。
パクり川柳も炸裂するほどの壮観な風景でした。

アートですよ、あの美しさは。
なんて、美的センス0な私ですら感動するほど。

観客も「成績泥沼」、「大雨」、「アウェーサポ少ない」という最悪なコンディションの中、
観客数26,000人超え。(スバラシイ)


この試合、全然意気込みが違う!
そう感じました。



私自身も、この試合勝てなかったらいくらなんでも相当やばいと思いっていました。
その理由は、1つは相手がダービー相手のヴェルディだということ。

この長引く不調を脱するには、何かのきっかけが必要。
その際に、ダービーという1つの〝イベント〟は絶好の機会になると思ったからです。
選手もサポーターも最高のモチベーションを持って試合に臨むことができます。
この試合ほど、勝利が似合う試合はないでしょう。

もう1つは、そのヴェルディがその時点でおそらくJ最弱のチームであったことです。

いやもちろん、この試合楽勝できるなんて私一切思っていませんでした。
この試合にかける思いは相手も同じ。
僅差の厳しい試合になるだろうと思っていました。
もちろん、ヴェルディがJ最弱だなんて本気で思ってはいません。
でも、2試合連続7失点というJ最弱と言わざるを得ない壊滅状態にあったことだけは事実なのです。

私が『この試合に勝てなかったら相当やばい』と思った最大の理由は、ただこの1試合に関してだけの勝敗について言ったのではなく、この2試合連続で7失点というJ最低の記録を残した絶不調のチームからも勝てなかったという事実は、取り戻しかけた自信を再び失うきっかけになるには十分すぎる要素だと思ったからです。
つまり、「この試合に勝てないこと」以上に、「この試合に勝てなかった後のこと」に恐怖を感じていたんです。


でも、以上は私が勝手に思ったエゴプレビューですので(笑)
そんな訳で私は開始前からもう心臓バクバクしてました。
このドキドキはナビスコ決勝以来です。



しかし、試合内容は開始1分のチャンスが最大のチャンスとなってしまったスコアレスドローという「う~ん」な内容・・・。

いや、もちろん前半開始直後からの猛攻は期待を抱かせるには十分だったんですが、あの平本の決定的チャンス×3により完全に寿命短縮モードに突入。
「ワシントンじゃなくて良かったね」と3回言いました。
前半、決定機の数では完全に上回られる結果に。


そして、そのままハーフタイム突入です。
すると途端に雨は豪雨と変わる。
しかし、私の居場所はもちろんGⅡ。
屋根にガッチリガードされているため、心配は無用です。
「GⅡでよかったね」などと連れと余裕の談笑をしていました。
そんなことより、ピッチコンディションを更に悪くしないかを心配してました。


だがしかし。


その雨、ピッチに水溜りを作るだけならまだマシだったんですが、それだけじゃなかたんですよ。

そう、私の目の前に落ちてきたんです。








水が・・・



そう、雨漏りです。

ついこないだ、コンフェデ決勝でコーナーにピンポイントに降り注いだ雨漏りを見て、「ありゃーないよなー」なんて他人事に思っていましたが、まさか目の前で再現されるとは夢にも思いませんでした。



GⅡで完全に雨に濡れないと油断してて、いきなし頭上から水が落下してきたら人間なすすべがありません!
実際に雨漏りが直撃していたのは、私のひとつ前の席でして、私は膝が濡れたくらいだったのですが、そんな程度の状況くらいで冷静に対処できない自分に、応用力がないことを痛感させられました・・・。
でもだって、雨漏りエリア徐々に拡大していってたんですよ!(言い訳)
どうしよ!どうしよ!ってテンパります。
今後、豪雨の日はGⅡでもカッパ持参と決意です。
文明の力にも限界があるんだと。
自然万歳!

(ちなみにこの雨漏り、雨脚が弱まった後半開始と同時に収まりました。本当によかった!)


で、こんな平本の決定機を見せられた前半よりもヒヤッとしたハーフタイムを過ごしていざ始まった後半。

特に見せ場作れず、終了です・・・。


私が東京にハマるきっかけとなった、3-2の劇的シーソーゲームだった1stダービー。

梶山が世界クラスの何じゃこりゃーミドルをカマしてくれた2ndダービー。

前半3-0とリードしながら、後半10人のヴェルディに3点返され魔界に片足突っ込みながらもなんとか延長で生還した死闘・ナビスコダービー。


これら、去年のダービーマッチとしてはに比べるとかなり見劣りしてしまう残念な内容に・・・。

こんな内容になってしまった原因は分かっています・・・。









くたばれ雨雲!

死にさらせ、梅雨前線。



そう、全ては大雨のせいです。
皆さん見ましたか、あの水溜りと化したピッチ!
ゴロパスくらい、朝飯前ってほどに止めてしまいます。
こんな足湯状態のピッチでまもとなサッカーなんてできるわけありません!

どっちに有利かなんて不毛な話題をするつもりはさらさらありません。
選手達が言ったように「どっちにも有利な点と不利な点がある」に決まってるんですから。

ただ思ったのは、確かにお互い勝負には影響ないとは思いますが、1つだけ確実なのは、観客にとってはいいとこなしだな、と。

勝つにしても、負けるにしても、もっとピッチコンディションが良かったら、少なくとももっと白熱したダービーマッチが見れたに違いない!
そう思うと残念です。
でも、サッカーと雨は一生付き合っていくしかないんですよね・・・。
せめて、来週のマリノス戦くらい花火見せてください。(できたらゴールの花火を・・・)



なんて、気の早い来週の話しちゃいましたが、恐れていたことが現実になってしまったのです・・・。



「ヒ、ヒィィィ~~~!」



なんて、最初悲観してんですが、悪いことばっかほじくり返してもしょーがない!
この試合のいい部分だけしかみない盲目作戦でGO!GO!することにしました。
要は意地です。
(というか加地です)

やっぱ私の目に止まったのは加地の落ち着いたプレーぶりです!
ほんと、風格が漂いまくりです。
この試合、それほど目立った場面はなかったのですが、あらゆる場面で加地は落ち着いていました。

前半の猛攻時、右サイドで加地がボールをもらうと加地ワールド突入です。
以前までは、ボールをもらったらすぐアクションする場面が多かった気がしますが(飽くまで記憶)、今の加地はボールをもらった後に独特の「間」ができつつあると思います。
ボールを止め、エリア内を確認。
そして、狙いすましたクロス!
または、ボールを止め、右のチョンっとはたいて抜く加地ドリブル!
もちろん前半5分で見せてくれたような、すばやいリアクションも健在。
それらの選択肢を、常に落ち着いて判断できてるように見えます。

加地があまりにも落ち着いてボールを持ってるものですから、DFもガツガツ突っ込んでいけない雰囲気があるような、ないような・・・。
どのみち、加地がボールを持つとチャンスの匂いがすることに変わりはありません。
加地の好調は維持され続けています。
次節も懲りずに期待しましょう!
(見れないけど・・・)



もう呪いとしか思えない東京未勝利伝説。
もはや戦術論で解決できる問題ではないのかもしれません。

加地はトウチュウの記事で確かに言っていました。

「リーグ戦しばらく勝ってない?大丈夫。そろそろ勝ちます


こんな絶好調の加地の余裕すら感じさせる発言を、もう信じるしかありません!




4月10日の磐田戦の勝利時、ピカピカの一年生だった新入生も、1学期を終え夏休みに入ろうとしています。
子供好きな加地なら、夏休み前に必ず子供達に勝利というプレゼントをしてくれるはずですから。









【最後に】
ヴェルディ戦は、勝てなかったことよりも帰ってから傷害事件を知ったことによるショックの方がでかかったです。
灰皿投げたなんて正直、ありえません。
成績不振のせいか、今年は本当に事件が多すぎる気がします。
でも、サッカーの目的は勝つことではなく楽しむことなのではないでしょうか。
このような事件は、もう二度と起こらないでほしいです。