梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

原気呼吸の実践(3)簡単な気の発散と吸収(3)

2007年08月30日 | 呼吸法
 8月28日原気呼吸の実践(2)簡単な気の発散と吸収(2)で気の誘導方法を記載しました。誘導が終わった時にリラックスした気分になれば、自分では気の動きが自覚できなくても、体は反応しています。しかし、初めは上手くできないかも知れませんが、繰り返し、練習頂ければ、自然と体が反応し、何時もと違った感覚を覚えると思います。初めに現れる反応は人それぞれに違うと思いますが。
 原気呼吸で気の発散と吸入を行っている最中に、体に悪い場所が有りますと、その部分に違和感が感じられます。皮膚表面がむずがゆくなったり、痛みを感じたり、気が発散しずらかったりします。その様な反応が発生した時、それに驚き、恐れるのではなく、気の発散や吸入で体の老廃物が反応しているな、その内に溶けて流れるなと喜んで眺めていて下さい。かえってよいチャンスですので、違和感の発生した場合にはその部分を中心に、発散や吸入を行って下さい。ただ、頭の部分には行わないで下さい。脳に溜まった老廃物を大量に溶かすと危険ですので。耳の部分から下を対象にして下さい。
例えば、喉が痛い時には、
 ”喉の部分からエネルギーが出て行くな~”
と思って下さい。
患部や違和感の有る部分を・・・・とすると
 ”・・・・の部分からエネルギーが出て行くな~”
 ”・・・・の部分にエネルギーが入ってくるな~”
と思って下さい。
 このように、全身から気を発散させる、全身に気を入れるだけでなく、部分的に気の発散や吸入を行う事が次のステップとして重要です。これにより、自分で自覚した患部や違和感の有る部分を中心とした誘導を行う事により、そこに溜まっている老廃物を発散させる事により、色々な病気の回復を早めます。これはわたしが病気の時に用いる原気呼吸法です。流感などで高熱を出し、一日中寝ている時には、何も行う事が無いので、寝ている時以外は積極的に全身の気の誘導と合わせ、部分的な患部の気の誘導を行います。最後の発病は7年ほど前でしたがそのい頃には1日ほどで熱も下がり、流感が通過しました。
 原気呼吸法の素晴らしい事は通常の呼吸法と異なり、病気治療に積極的に利用できる事です。本来の目的はもっと違ったところに有りますが、これは別途記載しますが、本来自分の病気を克服する為に始めたヨガであり、呼吸法でしたので、この点を中心に私は使っています。しかし、呼吸法ですので、それを中心とした生活に戻りますと、呼吸法の持つ独特の行法の世界を体験します。

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