梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

空間のエネルギー(気)

2007年03月12日 | 呼吸法
 私達の農場は筑波山の山麓の旧八郷村(現石岡市)にあり、一日農作業をすると、気が身体に入り、気分爽快になります。皆さんも森林浴と云う事を知っている事と思いますが、木々が出す気に溢れた場所に行くと、自然とその気が私達の身体に入り、気分が良くなりリラックスします。この事を、実感した方は大勢いると思います。この森林浴だけでなく、普段生活している生活空間にも気があります。また、場所により、気を多く発散している木々が多いところは、気の密度が濃いです。昔からこの様な場所が修行の場になったと思います。また、貴方が一人でどのくらいの空間を支配しているかにより、身体に入る気の量は異なります。
 神社には杉の木が植えて有りますが、杉は気を多く発散する木です。杉の多くある神社の参道に入ると、一種独特な雰囲気が感じられ、それに身体が反応している事が感じられると思います。随分前からゴールドクエストなる杉のような植物が家庭内に鉢植えで置かれていますが、このゴールドクエストも杉と同じ様に気を多く発散しています。ミニ森林浴の効果があるかもと思います。
 空間の占有度合いでは、広い公園、広い海辺や湖畔、高い山など、自分が広大な空間の中にいる時、その空間から多くの気が自然と自分の身体の中入って来ている時、最高の気分になり、非常にリラックスした状態になっていると思います。
 私が生活の場で気の存在を体験したのは、20歳代の富士銀行のオンラインシステムの開発に従事していた時でした。システムデザインを私はよく深夜一人(守衛以外)で事務センターで行っていました。大きなビルを独り占めしている、そんな感じを持ったものです。そして、その広い空間の気がオンラインシステムのデザインを行っているような気分になった事です。本来知的仕事は郊外の木々が多く、広い場所で、広い個室で、出来るのが最高と思っています。
 3月10日に書いた"簡単なリラックス法"で気の発散を行い、それが出来るようになり、2月16日の”人を包み込む”で書いた、自分の領域を広げる訓練をしていただければ、自然と自分の占有する領域が広くなり、多くの空間の気と交流出来る様になると思います。
 また、広場、湖畔、森林など気の多い場所での散策をお勧めします。

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2 コメント

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気・人との交流 (kaji)
2007-03-14 07:20:22
engelさん
 人は自然と触れ合い、自然と気の交流をしています。その事を現代人は記憶喪失しています。engelさんの花の写真もそれを取り戻すことをブログで呼びかけているのではと思います。私は呼吸法をブログで発信し、その事を呼びかけたいと思っています。
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空間のエネルギー (engel)
2007-03-13 22:17:34
いつも為になるお話ありがとうございます。おおきな自然にふれると本当に気分爽快になりますね。
簡単なリラックス法・呼吸法、人を包み込む改めて読み返しました。
気の交流がうまくできれば、人との交流も和やかにうまくいくということですね。
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