二元論的に考えると、この世界にはできることとできないことがある。まあできないことは多分一生経ってもできないんだろうけれど、一生できないと考えるよりもできると考えるほうが少しは面白いような気がするからとりあえずなんでもできると考えようと思う。 そこで何ができるかと考えたとき何でもできるではあまりにもつまらなさ過ぎるので、何ができるのかとりあえず特定しようと思う。そこで結構難しそうな事として『ワープする』ということを考える。
ここで問題になるのが『ワープ』とは何かである。ドラゴンボールという漫画において孫悟空が瞬間移動という行為を行う。それがもっともワープのイメージに近いと思うのだが、ドラゴンボールにおいて高速で移動する場合、キャラクターがやたらと消える、消えてはまた現れる、を繰り返す。これはワープとは違うのだろうか? そこでワープを辞書で引く。
- SF に登場する宇宙航行法。三次元空間を四次元的に折り曲げて、出発点と目的地をくっつけ一瞬で目的地に行くというもの。(大辞林 第二版)
- 1 ひずみ。ゆがみ。ねじれ。「スペース―」 2 SFで、宇宙空間のひずみを利用して瞬時に目的地に達すること。(大辞泉)
英語のwarpはどうかというと
- warp(織物の)縦糸; 反り, ゆがみ; (心の)かたより, ひがみ; 【海事】引き綱.
つまりワープは時空を曲げることによって三次元的にできない移動を四次元的に行うことらしい。
ここで問題なのは宇宙空間にはもともとブラックホールというひずみがあって、宇宙空間はもともと曲がっているということが結構一般的に信じられている(と思う)ということである。つまりブラックホールに入ってホワイトホールから出てきたらワープなのではないか? ということである。物体はブラックホールに入るときにだんだん光速に近づくと言う。そして光速でホワイトホールから出てくる。問題なのはホワイトホールの存在があまり知られていないことと、ブラックホールに近づかなければワープできないのであれば何も人の役に立たないということだ。
ワープできれば意味あるけどね。
僕が生きてるうちは無理じゃないかなぁ。