池袋ウエストゲートパークの第四弾。SMクラブで乳房を切断、手首を切断。ちょっと過激。書かれてるやつはそれを見て吐いてるが読んでるこっちが吐きかねない。村上龍の『限りなく透明に近いブルー』とか村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』とかはもう書いてる本人が逝っちゃってそうだけど、石田衣良あくまで第三者視点でグロテスクを書く。しかもIWGPシリーズに電子の星なんて穏やかな表題つけて書いてくるんだもんな。素 . . . 本文を読む
直木賞受賞作ですが直木賞とはあまり相性が良くないです。とい言いつつも池袋ウエストゲートパークシリーズは結構好きなんで読んでみるわけです。ということで本作も氏の得意な青春物andちょっとしたミステリーとなっております。主人公が中学２年生ということであんまりダークな部分に深く入り込んでいないかな？って感じですがそれでも援助交際に病院逃亡、同性愛、家庭内暴力、高校生が妊娠とかやれば十分か。まあ石田依良 . . . 本文を読む
ちょっと訳ありだが、池袋は半分俺の庭のようなものだ。西口公園はもちろんのことサンシャイン、要町、板橋区大山あたりまで手にとるようにわかる。苦い思い出もあるんだけど、懐かしさも伴う。
それで本題なんだけど石田衣良（ほんとの苗字は石平らしい）の『池袋ウエストゲートパーク』通称マコトシリーズについての感想。この本は善悪のつけ方のあいまいさが絶妙だ。ミステリーとしての面白さは物足りないライトノベルに過 . . . 本文を読む