先日ワープについて書いたわけだけれど、ワープの可能性についてもう少し言及したいと思う。ここでワープの定義を確認しておくと、
- SF に登場する宇宙航行法。三次元空間を四次元的に折り曲げて、出発点と目的地をくっつけ一瞬で目的地に行くというもの。(大辞林 第二版)
である。さすがに三次元を四次元的に折り曲げるのは想像するのがちょっと難しいので次元を一次元下げる。地球表面の球面を考える。地面に穴を掘って二点を三次元空間の最短距離で結ぶ。そこに飛行機のようなものを飛ばす。それができれば一瞬でとは言わないが、今よりも早く地球の二点を結ぶ事ができる。それはある意味においてワープのようなものだ。ただ、それは地球内部の環境を考えると高温であるためになかなか難しい。
そこで、飛行機が存在しない状況を考える。昔は飛行機が存在しなかったわけだから、みんな地球の上を二次元的に移動していた。ところが飛行機ができたことにより三次元的な移動が可能になり、しかも今までよりも何倍も速く移動できるようになった。これはある種のワープであると言えないだろうか?
つまり今もうすでにワープできると言うこともできるのではないだろうか?もちろんそれはワープとは違うという人が多数だろうけれど。