カリガネソウである。猫の額に来て、もう5~6年になるだろうか。
ブラ散歩の途次、市内沢地区の貸し農園で出会ったホリデー・ファーマーの方にお断りして種を取らせていただいたもの。
名前の通り、その花姿が雁金(かりがね)、カモ科のガンに似ているからの命名とされる。
その鳥のガンであるが、この「雁」という字を当て、「がん」と読んだり、「かり」と訓じたりする。
「なーんだ、がんもかりも同じ鳥だったのか!」と驚嘆することなかれ、実は、この「がん」という鳥などこの世に存在しないというのだ。
Wikipediaには、次のように記されている。
「カモ目カモ科ガン亜科の水鳥のうち、カモより大きくハクチョウより小さい一群の総称」
が~~~んっ il||li_| ̄|○ il||li。。。 なんと「がん」というのはガン類の総称で、特定の鳥を指すものではないってことなんだね!
こんな話を聞いてカリガネソウはどんな顔をすればいいのか迷っていることだろう。マガンの顔、ヒシクイの顔、はたまたコクガンの顔かな?
左から、陰雁金(かげかりがね)、飛び雁(とびかり)、四つ盛り雁金菱(よつもりかりがねびし)となる。
雁金といって思い出すのは紋所である。このガンを図案化した紋所は数多い。発光大王堂さんのHPでは、実に23の雁金の紋所が紹介されている。どう? いずれも愛嬌のあるガンのイラスト(?)が印象的でしょ。
📷2022年10月11日:黄縮緬笹葉淡水色地藤紫吹雪台咲がまだ咲いている。丸咲きだったのに、一部が切れているね。
二十四節気「寒露」の初候は、七十二候「鴻雁来(こうがん きたる)」となる。そう、上述したガンが越冬のため北方から飛来してくる時期となる。2022年は、10月8日から5日間だ。
そんな時期に、まだ変化朝顔が咲いている。何度かご紹介した「黄縮緬笹葉淡水色地藤紫吹雪台咲」がまだ咲いているのだ。
なかなか実を結ばばい。それでも2つ、3つは種を摘むことができたので、来年も台咲きを楽しむことができるかな。
📷2022年10月11日:ゲンノショウコに実ができた。これ、裂開して見事に種を飛ばす。
ゲンノショウコに蒴果ができた。そう、種を飛ばした後の姿が印象的だよね。その形を神輿と見立てた人がいた。だから、ミコシグサとの異名がある。
📷2022年10月11日:サクラタデが今を盛りと咲いている。
もう、そろそろ終焉を迎えるのだろう、などと思っていたが、まだまだ愛嬌を振りまいて咲き続けるサクラタデ。
隣りと絡まり、周囲を巻き込んで花の厚みも増している。う~んっ、茶目っ気ぶりを発揮するのはいいが、ちょっと暴れ過ぎの感がある。
📷2022年10月11日:マツムラソウが、今年最後となろうかという花を咲かせている。
今年のマツムラソウは、あまり具合がよくなかった。とにかく、葉焼けがひどく花付きもイマイチだった。こんな年もあるのかな? 来年は、ちょっと大きな鉢に植え替えてみようと思う。
さらに、年を越せるかどうかはわからないが、地上におろした株がまだあちこちで生きている。こちらにも期待してみようと思う。
さて、ここで問題です。これ、な~んだ!
📷2022年10月11日:さて、ここで問題です。これ、な~んだ!
ベランダの人工芝の上に落ちていた。大きさは5ミリほどかな。
ちょっと見たことないような形状。茶色の部分はひしゃげた球形かな。一端に、あまりにも生々しい透明といってもいいほどの繊毛が生えている。
動物なのだろうか? それとも、・・・・・・?
答えは、次のリンクをクリックすると出てくると!
「これ、な~んだ!」の回答です!
「これなぁ~んだ」は私にはマロングラッセに見えました。
そう、「モン活=モンブラン(スイーツ)活動」というわけで、SNSには「#モン活」の投稿がたくさんあるとか。
長野県の小布施町もスイーツ好きが大挙押し寄せ、モン活に勤しんでいるとの報道も。
shoko さん、おはようございます。
いつもご覧いただき有難うございます。
秋の実り、栗の話題は欠かせませんね。
栗のスイーツとしては、モンブランと双璧をなすといっても過言ではない「マロングラッセ」、私もバーボンを嗜んでいた折にはよく摘まんでおりました(もっともその折に頂いていたのは、欠けたものなどが混じった「訳あり品」だったのですが・・・ 💦)。
しかし、しかしですが、正答とは申し難く、実は、リキュウソウ(利休草、百部)の種なのでありました🌱
はなどんやマガジンさんのリキュウソウのページです。
https://www.hanadonya.com/magazine/knowledge/14591.html
最近では、アレンジメントの葉物として欠かせない存在なんて声もあるようですよ。
わざわざのお越し、有難うございました<(_ _)>