Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

あの「葉水✖キケン」の黒蘭(コクラン)に花穂が萌したのだよ!

2024年05月28日 16時10分00秒 | みんなの花図鑑


 📸2024年5月28日:コクラン(黒蘭:単子葉植物ラン科クモキリソウ属の多年草)


 📸2024年5月28日:今年芽生えた株の中を覗いてみると・・・・・・。


 📸2024年5月28日:ほら、ちっちゃなつぼみの粒々が、しっかりと育まれていたんだよ。

 2024年1月30日のこと、埼玉県日高市にある農産物直売所で珍しい山野草が販売されていた。それが、このコクラン(黒蘭)である。
 その辺の顛末は下記に記述した通り。

農産物直売所でフクジュソウを買う! - Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

📸2024年1月30日:埼玉・日高市にある農産物直売所JAいるま野アグレッシュ日高中央。(画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)...

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 そう、「葉水✖キケン」と改めて記述されていたように、なかなか気難し屋の草本だったのである。
「葉水✖キケン」とは、文字通り解釈するのであれば、葉に水をかけるなということであろう。葉に水をかけることなく、水遣りをしなければならないなんて、いままで考えてもみないことである。そう、注意しながら水遣りをしたつもりだが、2~3枚の葉が茶枯れていった。


山野草:何ミリという世界が其処に在る! - Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

📸2024年5月8日:屋久島姫ヘビイチゴ(屋久島姫蛇苺:バラ科キジムシロ属の多年草)とにかく小さいのである。1㎝などありはしない。せいぜい7~8ミリといったところか。こん...

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 それでも、5月に入ると、上記の記事の通り、2~3の芽が立ち上がってきた。ひょっとしたら、と思ったものである。
 さらに、水遣りに注意しながらその時を待っていたのだが、数日前に、葉の中を覗き込むと、ごみのような黒いナニモノかを発見した。うんっ、これこそつぼみであろうよ。
 ここまで来たら、「細長い棒状の偽球茎の先に付くという暗紫色で、とても小さい地味な花」を見てみたいものである。




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花木のつぼみ 挿し木の活着 ホバリングの名人

2024年05月26日 14時16分30秒 | みんなの花図鑑


 📸2024年5月26日:ヤブコウジ(藪柑子:サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木)

 ヤブコウジである。十両という名でも知られている。
 何度も購入してきたが、いつもダメにしてきた。それほど難しい花木でもないのに、縁がなかったのか。
 今回、真っ赤な実がついた状態で送付されてきた。十分実を楽しんだ後、一斉にその実が掻き消えてしまった。鳥か?
 それでも、いま、立ち上がっている茎それぞれに小さなつぼみがついてきた。ヤブコウジとも、やっとフレンドリーな関係になれたのだろうか。


 📸2024年5月26日:センリョウ(千両:センリョウ科センリョウ属に属する常緑小低木)

「千両万両有り通し」--あのセンリョウである。「有り通し」はアカネ科アリドオシ属のアリドオシ(蟻通し)のことで、別名を「一両」という。この三種を一鉢に盛り、正月の縁起物とする。語呂合わせに過ぎないのだろうが、赤き実がたくさん実った様は目出度さを醸し出すのに打ってつけだったのだろう。
 今年も正月にはこの千両を飾った。そう、万両などと分不相応な高望みはしない。
 2月に入ってもなお、健在だったので、適度に切って数本挿し木としておいた。それが、たった1本だったが活着したようなのだよ。夏を越せたらめっけもんだね。


 📸2024年5月26日:ツクシカラマツ(筑紫唐松:キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草)


 📸2024年5月26日:ヒラタアブの仲間。この子たちはホバリングの名人だね。

 ツクシカラマツは意外と増える。かと言って、邪魔にもならず、ある意味グランドカバーには最適かも。花の繊細さが、なんとも言えず愛おしい。
 カメムシさんが大増殖しているという。農業を営む方々にとって、こんな小さな虫だけど、まさに天敵なのだという。
 それ対して、このヒラタアブの仲間である。なんと、畑の益虫なのだという。すなわち、あの野菜害虫の代表格であるアブラムシの天敵なのだとか。ええこやな~。


 📸2024年5月26日:コマクサ<ディセントラ>丹頂(駒草:ケマンソウ<ケシ>科コマクサ属の多年草)

「頭頂は裸出して赤く」とある。このコマクサ、「丹頂」とはよく言ったものである。
 まだコマクサっぽくないが、いく分は大きくなっているようだ。成熟すると先端が反り返るというが、まだまだ先のようだね。


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今朝咲いた花! そして、降って湧いたある大人の事情とは!?

2024年05月23日 13時18分45秒 | みんなの花図鑑


 📸2024年5月23日:スカシユリ(透百合:ユリ科ユリ属も多年草)

 坪庭で、何年となく咲いているユリが、今朝開花した。そう、新聞の拡材で貰ったあのオレンジ色のスカシユリのことだ。
 確か、いろいろな種類があった筈なのだが、、この1本だけ生き長らえている。
 今年も、10数個のつぼみを付けている。一度に咲いてくれると壮観なのだろうが、そうはいかない。下部から上部へと、一つひとつ律儀に咲いていくのだから、すべてが咲き揃った光景は己の頭の中だけの夢想にしか過ぎない。


 📸2024年5月23日:リキュウソウ(利休草<百部とも>:ビャクブ科ビャクブ属の多年草)

 利休草が咲いた。1.5㎝ほどの小さな花だが、一般的に花を愛でる草本ではないようだ。
 つる植物がごとき流麗なラインを描く茎、爽やかさが薫るライムグリーンの葉を活かし、アレンジなどで重宝されているようだ。
 いや、いや、適当にカットし、ちょっと洒落たカップにクシュクシュッと活けても、とても印象的なオブジェになると思うよ。


 📸2024年5月23日:オクラ<エメラルド>(秋葵:アオイ科トロロアオイ属の一年草)


 📸2024年5月21日:その名はエメラルド、稜角のない丸莢のオクラなのだそうな。

「エメラルド」とは、愛する人と結ばれる力を秘めたパワーストーンであり、「愛の成就」する力を宿した宝石として知られているようだ。なんと大それた名を持つオクラなのであろうか。

 いつもの農産物直売所に赴いた折り、家人が「そう言えば、土が盛られた鉢がいくつかあったようだけど、このオクラでも植えたらどう? 1ポット110円とお安いことだし。」などと宣うた。
「いや、あれは変化朝顔用に準備したもので・・・、(もごもご)・・・、あっ、はい~、・・・(むにゃむにゃ)・・・、お、仰せの通りに」
 という訳で、変化朝顔用鉢がオクラ用鉢として生まれ変わってしまったのである。


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山野草:いま咲いている花、これから咲くであろう花

2024年05月22日 15時23分23秒 | みんなの花図鑑


 📸2024年5月22日:アネモネ・カナデンシス(アネモネ・カナデンシス:キンポウゲ科イチリンソウ属)


 📸2024年5月22日:また、この花の咲く時期が来た。こんな顔して、意外と強靭な精神の持ち主なんだよ。

 一度根付いたら、そうそうその場を撤退しない。それが、アネモネ・カナデンシスの真骨頂と言えよう。
 何度も言うが、この花、「軽井沢発地市庭」で入手したものである。とある花卉店が出品していたもので、「ハクサンイチゲ」との名札が付いていた。
 もう、5年ほど前の話である。花の育成を始めたばかり、日本固有のキンポウゲ科イチリンソウ属を育てることができると喜んだものなのだが・・・・・・。
 ある花友さんのご指摘で、「ちょっと違うようだよ!」と諭された。それ以来、猛烈な勢いでテリトリーを広げていたこの花を引き抜き始めたのだが、居着いたからには決して姿を消すことはない。


 📸2024年5月20日:コマクサ<ディセントラ>丹頂(駒草:ケマンソウ<ケシ>科コマクサ属の多年草)


 📸2024年5月21日:なんて小さいんだっ! 危うく見逃すところだったよ。

 この日(5/21)、地植えにしていた丹頂コマクサのつぼみを発見した。あまりにもちっちゃくて気付かなかったよ。カメラで覗いて、やっとそれと察しがついた。
 この分だとまだまだ先が長そうだが、一応スタートラインには就けたようだ。花咲く時を待つ気分、存分に楽しめそうだよ。


 📸2024年5月21日:ナチアワモリショウマ(那智泡盛升麻:ユキノシタ科チダケザシ属の多年草)


 📸2024年5月21日:いまのところ、花茎は1本しか出ていないようだ。

 この石灯籠の下がよほど気に入ったようだ。ナチアワモリショウマ、矮小性のアワモリショウマである。草丈25㎝ほど、小さな庭には打ってつけの草といえよう。
 もうしばらくすると、真白き泡のような小さな花たちが石灯籠に彩を添える。
 あっ、虫がいる! ちっちゃな虫が! アブラムシかな、これは駆除しないといけないね 汗


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キレンゲショウマのつぼみが萌した件

2024年05月20日 15時27分47秒 | みんなの花図鑑


 📸2024年5月19日:キレンゲショウマ(黄蓮華升麻:アジサイ科キレンゲショウマ属の多年草)

 昨年(2023年)、あまりつぼみを付けることなく年を越した。気分を変えてもらおうと思い、ズボッと掘り返し、株を分割して一方は鉢に取り、一方は場所をずらして地植えとした。
 鉢植えの方はあまり芳しくない。ひょろっとしている。地植えの方は土壌が幸いしたのか、しっかりと根付き、葉を茂らせていた。
 この日、それとわかるほどに成長したつぼみを撮ってみようと思った。ほら、よく見ると、萼が鮮明に刻印されたつぼみが、「待っていてね!」と言わんばかりのサインを送ってきていた。


 📸2024年5月20日:あの奏音(かなと)の真花(両性花)がほころび始めた。

 真の花色とは異なり、愛くるしいピンクに染まってしまった奏音(かなと)である。
 穏やかさが際立っているね。いまとなってみれば、これはこれでありかな、などと思う。
 その奏音の真花がほころび始めた。反り返った五弁の花びら、つんとした蕊、小さな淑女って感じだろうか。


 📸2024年5月19日:ツクシカラマツ(筑紫唐松)は、初夏の日盛りに灯された小さな線香花火のようだ。


 📸2024年5月19日:いま、猫の額の坪庭が、はち切れんばかりになっている。

 ツクシカラマツも、ベニバナショウマも、猫の額の坪庭に仮住まいしている。
 お互いに他の領域に立ち入ろうとする意図はないのだろうが、如何せん手狭なものであっちでぶつかり、こっちにぶつかり、いろいろな草たちがせめぎ合っている。
 残念だが、いまのところ解決策は見当たらない。いや、この主のことだから、まだまだ植栽の手を緩めることはないだろう。


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