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アユタヤで昼寝

アユタヤ在住。海外転出しての、アメージングなタイ王国での暮らしの日々を‥‥‥

ロイカトン(ローイクラトン)2014

2014-11-07 23:00:04 | 日記
「ローイ」は流すという意味で、「クラトン(カトン)」というのは、もともとはバナナの葉で作った入れ物のこと。この祭りでは蓮の花等をかたどって作った灯篭のことを指す。
紙やバナナの葉で作られた灯篭に線香、蝋燭、花等を入れて水に流すので、日本語では「灯篭流し」と訳されている。
ロイカトンは毎年11月(陰暦12月)の満月の夜に行われる。
ロイカトンの起源には、いくつか説がある。中でも有力な説として、スコータイ王朝のプラルアン王の妻であるナーン・ノッパマートが、王に献上するため蓮の形や様々な形をした灯篭を作り出し、灯篭は王の指示によって川に流された。と言う説。 また、13世紀のスコータイ王朝時代、川の女神へ感謝を捧げるため、バナナの葉で蓮の花を形どった灯篭を作り、川に流したことから始まったと言う説。

タイ人にとってのロイカトン‥‥‥
作物の収穫を水の精霊に感謝したり、また罪や汚れを水に流し、魂を清める水のお祭り。
一方、若いカップルにとっては、恋人と二人で一緒に流し、カトンが離れずに流れていけば、そのカップルは別れないと信じられている。
タイでは、全国でロイカトンを記念してダンスや花火、ナーン・ノッパマートに因んだミスコンテストなどが行われる。

2014年は、
[スコータイ] 11/2~6 スコータイ歴史公園で遺跡をバックに、歴史絵巻の踊りなどのショーが繰り広げられ、花火が打ち上げられる。
[チェンマイ] 11/5~7 ミス&ミスター イーペン コンテスト、花火の打ち上げ
ピン川灯篭流し、コムローイも上げられる。
[バンコク] 11/6 メイン会場は、王宮やワット・ポーの近くの ナカラピロム公園。チャオプラヤ河には、飾り付けられた船が行き来する。カトンを流す。

カトンは自分で作る(この時期、材料が市場などで売られている。土台はバナナの茎を輪切りにした物。バナナの葉やいろんな花を竹の楊枝などで止める。最近はホッチキスも使われる。またエコを考えてパンやアイスクリームのコーンや麩菓子の様な魚の餌を使う物も有る)か、既製品を買うか。魚の餌で作ったエコなカトン。パン素材で作ったエコなカトンとエコで動物形の変わりカトン。おっ、ワニ君出発!


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