少し上流の船場橋である。ここも昔(江戸時代末期)は石橋であった。陶板のタイルが貼られてある。
地味だからよく判らないんだよな。なんだか勿体ないような・・・
悪戯して割る馬鹿が・・・うーむ、ここにはいないようだな。
少し上流の船場橋である。ここも昔(江戸時代末期)は石橋であった。陶板のタイルが貼られてある。
地味だからよく判らないんだよな。なんだか勿体ないような・・・
悪戯して割る馬鹿が・・・うーむ、ここにはいないようだな。
船場の石橋は熊本地震に因って崩壊したが、本年三月復活だ。いやー嬉しいかぎりだ。
榎がさやさやと声を掛けてくれるんだ。懐かしく寂しくもある。
両岸に榎が植えられていて夏場になると夕涼みに来る人たちが出てくるとのことだ。すぐ脇に知り合いになった方がいて(もうすでに亡くなられてしまったが)二時間ほどここ宇土の歴史について話したことがあって帰り際にはこの橋まで見送りに出てくれた。宇土の歴史を勉強されていたご高齢で品のあるご婦人であった。お会いした二年後に再訪した際、既にお亡くなりになられていた。家の前で涙を流してしまった。ご冥福をお祈りしております。
令和2年11月4日 古墳探訪で宇土を宿泊場所と決めたのはこの石橋を訪れるためであった。見事に復活している。石橋だけでなく心に刻んでいる方の顔が浮かぶからである。石の階段に腰を下ろして記憶を辿ったところである。離れ難く後ろ髪を引かれる思いではあったが橋の上に立ち見送ってくれた姿が目に浮かぶ。榎がさやさやとその方の代わりに声を掛けてくれた。
道路から少し高いところにあることと、案内もないことからすると車では素通りしてしまうだろうな。
それにしても天気が良い。良すぎる。空気が澄んでいるせいか眩しい。逆光だからグランドの方に廻ってみよう。