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日々の生活 ~甲斐綾桜荘&甲斐悠美荘~ 

☆甲斐綾桜荘&甲斐悠美荘は甲斐犬愛護会所属犬舎です。犬との生活や狩猟日記など。

運搬芸

2008-12-24 10:02:38 | 猟&射撃
前回はアッコの几帳面さについて触れましたが、、、

グズな飼い主が逃がしてしまった脳震盪ヒヨさん、アッコからは冷ややかな視線を送られてしまいましたが、そもそもなぜそこまで飛べてしまう状態で運んできたのだろう?と真面目に考えてしまいました。

思えば、受け取って飛ばして逃がしてしまう失態は過去何度もある。
咥えているときは大人しい鳥が、私が受け取ると飛んでいってしまうわけです。
自分はペットショップで働いていたときから荒鳥を捕まえるのが大の苦手で、カゴの中にいる鳥を捕まえる作業など下手だし、店内で逃がしてしまったときなどの捕物劇において正直役立たずでした・・。苦手なんです、、ホントに。

弱らせてくる場合とそのままの場合と、いままではあまり考えなかったのですが今期は何故だろうと非常に気になって、アホみたいな質問を親方に尋ねてみました。

「暴れない限り、そのままで持ってくるんだよ。先祖はみんなそうだよ」

素人というのはつくづくアホである。
答えを聞いてしまえば、そうなんだーと納得納得ですが、回収といってもその芸は細かいということを最近になって思い知らされたのでした。

当然即死したものはそのまま持ってきて、暴れる半矢はなるべく毟らないように弱らせて、暴れない半矢はそのまま持ってくる、、そして手渡し。
彼女は運搬という仕事をきちっとこなしているにも関わらず、ドジでグズな飼い主に逃がされたり、仕事を増やされているというのが事の現状なのです。

鳥猟犬は、それこそ剥製にできるくらい綺麗な状態で運搬できる芸を持っているかどうかもハンターの拘りの一つ。

当面は半矢を減らせる鉄砲の腕と、半矢の鳥を受け取ったら逃がさない自分の訓練をせねば・・。風に揺れる枝に止まる小鳥の急所を撃つのって難しいけど、挫けず頑張るしかない。

しかし、器用に運んでくるなぁとアッコ先生に鳥の掴み方教わらんとなぁと思う今日この頃です。

う~ん、スルッと手から抜けて飛んでくんだよなぁ・・・
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