我が家のアッコも1歳を過ぎて2猟期目。
地元の沢に連れて行けばキジ・コジュケイは出しますけれども、なんせ飼い主がグズなものでいまだ散弾を持っていない。
私達が一番力を入れないとダメなのがキャベツ農家の敵・ヒヨちゃんという事情柄、ヒヨドリ駆除が優先となりグズやっているというのもありますが・・
来期は私は犬係りとして旦那様には散弾を持ってもらいたいと考えております。
鳥猟は回収ができるかどうかも大事ですから、訓練の一つとして撃った小鳥を回収させているアッコちゃんですが、オトナになって随分回収が上手になりました。
撃った鳥で生きているものは、ほぼ息のある状態で運んできます。
先日は5羽撃って4羽息のある状態で運んできました。(一羽は頭を抜いて即死)
撃った鳥を綺麗な状態で持ってくる犬が欲しくてやっと手に入れた犬なわけですが、小鳥撃ちとはいえ、この犬がいなければ非常につまらない猟期になってしまうので彼女にはホント感謝しています。
この1年で180羽近く回収しているわけですが、子犬時代はちょっと毟っちゃったり強く噛み過ぎて内臓出ちゃったりと多少の失敗も見受けられましたが、今期は失敗なく上手に噛んで持ってきています。
成長したなぁと感じたのが、動ける半矢を作ってしまったときです。
今までは動ける半矢だと、とっ捕まえてトドメを差すためか自分が獲ったという権利の主張しましたが、完全に弱らせて虫の息にして動かなくなったことを確認したらすぐ運んでくるようになりました。
そして、噛みもよりソフトになり傷つけずに持ってくることを覚えたようです。
アッコはどうも殺すというよりも弱らせて動かなくなったら運んでくるみたいで、元気のある半矢を持ってきたときに、ドジ子の飼い主が受け取りを失敗して10mはある土手下へ逃がしてしまい、アッコは土手を降りて再度拾いにいったという経験があります。
それからというもの「この人に動く鳥を渡したら仕事が増える」と学習したようで、動けなくなったら運ぼうということになったみたいね。
今期じーっと彼女の行動を観察しているのですけど、噛んでは地面に置いてを繰り返し、更に鼻で小突いて本当に動かないのを確認してからパクっと咥えてトコトコ歩いてくるんですよね。
口に毛がついてくちゃくちゃしながら鳥を見てて、さらに口先でなんかやってるもんだからてっきり鳥を毟って舐めてると思っていたのですが、それは私のとんでもない勘違いでした。
よく観察したら、口をくちゃくちゃしているのは弱らす為に噛む関係で毛が抜けたものをぺっぺと吐き出していて、口先で舐めていると思ったのは鼻先でつんつん小突いていたのでした。
落ちたときに既に死にかけているものは1~2回行い、噛んで地面に置いて羽根を吐き出しながら鼻で小突き・・をやり、元気がある半矢ほどそれを繰り返しています。つんつん小突くのは、本当に弱ったか確認する作業のようで、鳥も狸寝入りしますから、元気のあるやつは小突かれるとまた逃げようと動きますので「あ、まだこいつ元気だ」と弱って動かなくなるまでその動作を繰り返すのです。
中には運搬最中に動くやつもいます。
ギャギャっと動かれたときは、方向を変え私を避け離れた場所でその噛み・置き・小突きをやって、確認したらまたトコトコ持って歩いてくるのです。
噛みもとても神経を使っているようで、なんせ傷つけないように慎重に弱らせているのが彼女のその行動から読み取れます。
ヒヨなんて、ちょっと強く噛んだらバキバキグチャ!ですからね。
鳥猟の犬だからそんなの当たり前さ!と言われればそうなんですが、普通は犬っておもちゃ与えてもすぐ齧って壊すし、鳥なんてボロボロにして遊んだり食べてしまったりするのに、教えてもないのにこうして神経使って働いてくれるのは猟犬の不思議です。
偶然生きたまま持ってくるのではなくて毎回持ってくるのだから、やっぱり意図的なんでしょうね。
しかも、あの鼻で小突くのはなんじゃ
まるで、、棒でつんつん確認している人じゃないか
・・・てか、そこまで私のこと信用してないってこと?
あの土手下に鳥を落としたのがよほど嫌だったんだろうか?
実はこの前、脳震盪で気絶した半矢ヒヨを受け取ったんだけど逃がしちゃって・・
すんごい嫌な顔されて、信じらんないみたいな・・。
母ちゃん、まだ動いてる!生きてる!生きてる!と訴える彼女の意見を聞き入れなかったら、低空飛行でぴゅーっとキャベツ畑に逃げられてしまい、またぁ?みたいな顔されてしまった。
ってかね、アンタだって騙されたじゃんね
よっぽど悔しかったんでしょうね。
次に落としたヤツをイヤミったらしく念入りに確認してるじゃん!
そして受け渡しのときに、、、
逃・が・さ・な・い・で・ね
と、顔に書いてありました
悔しいけど、ドジやったのは私だから仕方ないか
地元の沢に連れて行けばキジ・コジュケイは出しますけれども、なんせ飼い主がグズなものでいまだ散弾を持っていない。
私達が一番力を入れないとダメなのがキャベツ農家の敵・ヒヨちゃんという事情柄、ヒヨドリ駆除が優先となりグズやっているというのもありますが・・
来期は私は犬係りとして旦那様には散弾を持ってもらいたいと考えております。
鳥猟は回収ができるかどうかも大事ですから、訓練の一つとして撃った小鳥を回収させているアッコちゃんですが、オトナになって随分回収が上手になりました。
撃った鳥で生きているものは、ほぼ息のある状態で運んできます。
先日は5羽撃って4羽息のある状態で運んできました。(一羽は頭を抜いて即死)
撃った鳥を綺麗な状態で持ってくる犬が欲しくてやっと手に入れた犬なわけですが、小鳥撃ちとはいえ、この犬がいなければ非常につまらない猟期になってしまうので彼女にはホント感謝しています。
この1年で180羽近く回収しているわけですが、子犬時代はちょっと毟っちゃったり強く噛み過ぎて内臓出ちゃったりと多少の失敗も見受けられましたが、今期は失敗なく上手に噛んで持ってきています。
成長したなぁと感じたのが、動ける半矢を作ってしまったときです。
今までは動ける半矢だと、とっ捕まえてトドメを差すためか自分が獲ったという権利の主張しましたが、完全に弱らせて虫の息にして動かなくなったことを確認したらすぐ運んでくるようになりました。
そして、噛みもよりソフトになり傷つけずに持ってくることを覚えたようです。
アッコはどうも殺すというよりも弱らせて動かなくなったら運んでくるみたいで、元気のある半矢を持ってきたときに、ドジ子の飼い主が受け取りを失敗して10mはある土手下へ逃がしてしまい、アッコは土手を降りて再度拾いにいったという経験があります。
それからというもの「この人に動く鳥を渡したら仕事が増える」と学習したようで、動けなくなったら運ぼうということになったみたいね。
今期じーっと彼女の行動を観察しているのですけど、噛んでは地面に置いてを繰り返し、更に鼻で小突いて本当に動かないのを確認してからパクっと咥えてトコトコ歩いてくるんですよね。
口に毛がついてくちゃくちゃしながら鳥を見てて、さらに口先でなんかやってるもんだからてっきり鳥を毟って舐めてると思っていたのですが、それは私のとんでもない勘違いでした。
よく観察したら、口をくちゃくちゃしているのは弱らす為に噛む関係で毛が抜けたものをぺっぺと吐き出していて、口先で舐めていると思ったのは鼻先でつんつん小突いていたのでした。
落ちたときに既に死にかけているものは1~2回行い、噛んで地面に置いて羽根を吐き出しながら鼻で小突き・・をやり、元気がある半矢ほどそれを繰り返しています。つんつん小突くのは、本当に弱ったか確認する作業のようで、鳥も狸寝入りしますから、元気のあるやつは小突かれるとまた逃げようと動きますので「あ、まだこいつ元気だ」と弱って動かなくなるまでその動作を繰り返すのです。
中には運搬最中に動くやつもいます。
ギャギャっと動かれたときは、方向を変え私を避け離れた場所でその噛み・置き・小突きをやって、確認したらまたトコトコ持って歩いてくるのです。
噛みもとても神経を使っているようで、なんせ傷つけないように慎重に弱らせているのが彼女のその行動から読み取れます。
ヒヨなんて、ちょっと強く噛んだらバキバキグチャ!ですからね。
鳥猟の犬だからそんなの当たり前さ!と言われればそうなんですが、普通は犬っておもちゃ与えてもすぐ齧って壊すし、鳥なんてボロボロにして遊んだり食べてしまったりするのに、教えてもないのにこうして神経使って働いてくれるのは猟犬の不思議です。
偶然生きたまま持ってくるのではなくて毎回持ってくるのだから、やっぱり意図的なんでしょうね。
しかも、あの鼻で小突くのはなんじゃ
まるで、、棒でつんつん確認している人じゃないか
・・・てか、そこまで私のこと信用してないってこと?
あの土手下に鳥を落としたのがよほど嫌だったんだろうか?
実はこの前、脳震盪で気絶した半矢ヒヨを受け取ったんだけど逃がしちゃって・・
すんごい嫌な顔されて、信じらんないみたいな・・。
母ちゃん、まだ動いてる!生きてる!生きてる!と訴える彼女の意見を聞き入れなかったら、低空飛行でぴゅーっとキャベツ畑に逃げられてしまい、またぁ?みたいな顔されてしまった。
ってかね、アンタだって騙されたじゃんね
よっぽど悔しかったんでしょうね。
次に落としたヤツをイヤミったらしく念入りに確認してるじゃん!
そして受け渡しのときに、、、
逃・が・さ・な・い・で・ね
と、顔に書いてありました
悔しいけど、ドジやったのは私だから仕方ないか
可愛いのに、猟犬として素晴らしいですね
頭良いというか、学習能力が凄いですね
アッコのソフトバイト(噛みの柔らかさ)は先祖代々からのもので、脳みそも同じく先祖代々からのDNAです。鳥猟は撃った獲物を綺麗に運んでくるかというところが肝心なので、彼女の運搬芸には頭が下がります。