我がバイブル本

仔犬がいると毎日が楽しいです。

１日１日良くなっていく、毎日の訓練が犬も私も楽しくて仕方ありません。

仔犬を訓練するとき、いつも初心をもって仔犬と接します。

そしていつも読み返すバイブル本があります。



もう４０年近く前の昔の本です。



故・柳沢琢郎氏が書いた甲斐犬の訓練法が掲載されております。鳥猟犬としての甲斐犬について詳しく書いております。

初めて甲斐犬を買ったとき、柳沢氏より仔犬と共にこの文章のコピーをいただきまして一生懸命訓練したのは２０年以上前の話。懐かしいです。

その仔犬に虎毛がなかったことから、可哀想だということでKさんが私たちに虎毛の仔犬を譲ってくださったのが本当の始まり始まりです。

鳥猟であっても一銃一狗が原則、ただうちの場合は、先導犬として先輩犬と訓練中の仔犬をセットで猟場に連れていきます。先輩犬に仔犬のサポートをしてもらったり、先輩犬を見て猟場での動きを学習してもらえたりします。

アッコから淳へ、淳から子どもたちへ、アッコ＆淳からトラミへ、トラミからあーちゃんへ、といった感じで我が家の猟犬達の間で引き継がれています。

キューちゃんは、アッコから数えて７頭目となる猟犬、私は本当に幸運だと思っております。

アッコだけのとき、犬と鉄砲の師匠である甲斐武蔵野荘のKさんから「名犬は生涯一頭しか持てないのが普通。大事にしろよ」と言われました。

そしてこうも言われました、「だがな、うちではそれが続いて出てくるんだ。系統だから。一族の中からまた出てくる」

いまそれがうちでは現実となっています。

今回の仔犬のうちの一頭を猟をやっている方に譲ったので、お互いに良い猟犬に育て上げようと刺激になってて楽しいです。

鳥猟犬としての甲斐犬、これからも保存していきたいものです。

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