かへる 東の国探訪記

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美しき泉(6)

2015-07-23 14:36:06 | 旅行
階段を降りると、1階に戻り、オーディオガイドを返却する。
庭園側の出口に行く途中にミュージアムショップがある。
もちろん素通りなどせずに入る。
エリーザベトご愛用のアクセサリーにも使われていた『シシィ・スター』のアクセサリーがある。
宝飾店で売っているものは、プラチナとダイヤでできているので、日本円にして40万円以上もする。
ここに売っているのは、金色のスターのついたヘアピンである。
お手ごろ価格とは言え、日本円で2,000円近くもするので、お買い上げならず

その代わり、絵はがきを3枚と本を買う
絵はがきは、星のドレスという純白のドレスに身を包んだ王妃エリーザベトの肖像画(1865年制作)と
馬に乗るエリーザベト(これは写真)
そして、テレジア様16歳の肖像画である
この美しさをご覧いただきたい

しかし、23歳頃の肖像画を見ると、すでに貫禄のあるお体である。
この時、4人目を妊娠していたというから無理もないが。

本は、『Ganz Wien』という題である。
「全部ウィーン」という意味なのだろうか。
ドイツ語の他、英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、日本語、中国語などいろいろな言語バージョンがある。
レジに持っていくと、「日本語版じゃなくていいんですか?」と英語で訊かれる。
「ドイツ語の勉強をしているので、これにします(I'm studying German. So I'll take this.)」と答える。
内容は、ウィーンの名所案内で、写真がちょっと古いが、数多く載っている。
ドイツ語は、辞書を引きつつなんとか読めそうなレベルに思える。

宮殿を出て、庭園を見渡す。
遙か向こうにグロリエッテが見える。
これが春であれば、花いっぱいでとても美しかったろうが、夏は青々とした芝生が美しい。
しかし、おそらく35度を超えているだろうと思われる猛暑の中、歩く気にはとてもなれない。
そこで、ミニトレインを利用することに決める。

このトレインは、シェーンブルナー・パノラマトレインというSLの形をした小型バスである。
バス乗り場は、宮殿からマイドリング門へと向かう並木道の途中にある。
途中と言っても、それほど歩かずに到着する。
トレインが来るまで、木陰のベンチに座って一休みする。






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