11時40分、パノラマトレインが来る
トレインという名称だが、レールの上を走るわけではない。
先頭のSL形車両が客車を何両か引く形になっている。
動力源は、電気かガソリンだと思われる。
乗り込む際に切符を購入する。
園内どこでも乗り降り自由で、6ユーロ。
手の甲にクマの形の蛍光スタンプを押してもらい、乗り込む。
これは、切符を購入した際にもらったクーポン冊子である。
冊子には、動物園の割引券や、園内カフェや近くのレストランで使えるクーポンが入っている。
普段のわたしなら早速利用するところだが、暑くてそれほど食欲はない。
トレインは先ほどまで見学していた王宮の前を通って行く。
停留所は全部で9ヶ所あり、広大な宮殿の敷地を大きく一周する形で回る。
最初の停留所は『馬車博物館』。
ここはかつては冬の屋内馬場だったところだ
次に停まるのが『ヒーツィング門』。
シェーンブルンの北西の端になり、また地下鉄4号線ヒーツィング駅に近い。
地下鉄1区間分まるまるの幅があるのだから、やはりこの夏の宮殿は大きい。
そこから南下して『動物園』に向かう。
左手に温室が見える。
その先には『日本庭園』がある。
フランツ・フェルディナンド皇太子が造らせたそうだが(訪日で何かインスピレーションを得たのだろうか)、
その後の戦争→帝国崩壊→ドイツに併合→戦後、永世中立国にという激動の時代の中で
いつしか忘れられていた。
再発見されたのは、1990年代と、割と最近のことである。
『動物園』の停留所からは、『パビリオン』がよく見える。
ドーム型の建物で、ここでフランツ1世とテレジア様は朝食を楽しんだという
現在はカフェである
動物園は、現存する動物園では世界最古で、フランツ1世が現在の形に拡大させたそうだ。
パンダもコアラもいる(カンガルーは知らない)
再三書いてきたが、とんでもない暑さなので、動物園の見物はあきらめる。
動物園の周りをぐるりと回って東に曲がり、『チロル庭園』に着く。
ここは、チロル地方から移築した農家の建物がある。
また、現在でも畑で野菜を作ったり、蜂を飼ったりしている。
農家内の軽食コーナーでは、チロル産のチーズを食べることができるそうで、
このことを知っていたら寄っていたはずだ
次の停留所に着く前に、あまりの暑さのせいか、機関車が止まる。
オーバーヒートのようで、エンジン部分を水で冷やす。
なんとかエンジンがかかり、出発する。
35度を超える高温と、上り坂は機関車にもさぞかし負担だろうと思われる。
宮殿から見て小高い丘にあるものが、次の目的地である。
トレインという名称だが、レールの上を走るわけではない。
先頭のSL形車両が客車を何両か引く形になっている。
動力源は、電気かガソリンだと思われる。
乗り込む際に切符を購入する。
園内どこでも乗り降り自由で、6ユーロ。
手の甲にクマの形の蛍光スタンプを押してもらい、乗り込む。
これは、切符を購入した際にもらったクーポン冊子である。
冊子には、動物園の割引券や、園内カフェや近くのレストランで使えるクーポンが入っている。
普段のわたしなら早速利用するところだが、暑くてそれほど食欲はない。
トレインは先ほどまで見学していた王宮の前を通って行く。
停留所は全部で9ヶ所あり、広大な宮殿の敷地を大きく一周する形で回る。
最初の停留所は『馬車博物館』。
ここはかつては冬の屋内馬場だったところだ
次に停まるのが『ヒーツィング門』。
シェーンブルンの北西の端になり、また地下鉄4号線ヒーツィング駅に近い。
地下鉄1区間分まるまるの幅があるのだから、やはりこの夏の宮殿は大きい。
そこから南下して『動物園』に向かう。
左手に温室が見える。
その先には『日本庭園』がある。
フランツ・フェルディナンド皇太子が造らせたそうだが(訪日で何かインスピレーションを得たのだろうか)、
その後の戦争→帝国崩壊→ドイツに併合→戦後、永世中立国にという激動の時代の中で
いつしか忘れられていた。
再発見されたのは、1990年代と、割と最近のことである。
『動物園』の停留所からは、『パビリオン』がよく見える。
ドーム型の建物で、ここでフランツ1世とテレジア様は朝食を楽しんだという
現在はカフェである
動物園は、現存する動物園では世界最古で、フランツ1世が現在の形に拡大させたそうだ。
パンダもコアラもいる(カンガルーは知らない)
再三書いてきたが、とんでもない暑さなので、動物園の見物はあきらめる。
動物園の周りをぐるりと回って東に曲がり、『チロル庭園』に着く。
ここは、チロル地方から移築した農家の建物がある。
また、現在でも畑で野菜を作ったり、蜂を飼ったりしている。
農家内の軽食コーナーでは、チロル産のチーズを食べることができるそうで、
このことを知っていたら寄っていたはずだ
次の停留所に着く前に、あまりの暑さのせいか、機関車が止まる。
オーバーヒートのようで、エンジン部分を水で冷やす。
なんとかエンジンがかかり、出発する。
35度を超える高温と、上り坂は機関車にもさぞかし負担だろうと思われる。
宮殿から見て小高い丘にあるものが、次の目的地である。
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