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かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

恒例春のアイスショー(2)

2016-04-25 22:02:47 | フィギュアスケート
ここのクラブには、専属カメラマンとでも言えるような方がいて、
イベントごとに写真を多数アップしている
もちろん他人様の写真なので、ここにアップすることはできない。

木曜日のショーには、ジョニーは出ていない。
(写真で見る限りでは)客席にいるのはクラブ所属の選手たちの家族やコーチといった関係者が主のようだ。
なんとなく(元)選手の姿もあったような気がする。

ショーに出ているのは幼児クラスから大人まで、幅広い年齢に渡る選手たちだ。
シングルの選手が多いのだろうが、シンクロチームも2チーム出ている。
(そのうちの1つには男子メンバーもいる)
話がそれるが、欧米では多くのクラブに自前のシンクロチームがあり、人気の高さがうかがえる。
だから、五輪には団体戦ではなく、シンクロを種目に加えてほしいと思う。

さらに、スペシャルオリンピックスの選手たちも演技を披露していた。
クラブのサイトを見ると、スペシャルオリンピックスの練習時間もスケジュールにあり、
練習を見てくれるボランティアのコーチも募集している。

ショーの内容に戻る

オープニングでは、若い男女がバイオリンを弾きながら登場する。
良く見ると、それはゲストのレイノルズ兄妹だった。
そう言えば、彼らはジョニーを招いた朝食会の際にもバイオリンを披露していたようだ。

アメリカ国旗を持った男の子に続いて、大勢のスケーターが出てきて賑やかになる。
ソロの女の子に続いてニコラス君が登場した。
黒のTシャツに黒いズボンといった出で立ちである。
1月の全米選手権から3ヶ月後だというのに、ずいぶん大人っぽくなったような気がする。

恒例春のアイスショー(1)

2016-04-24 21:52:52 | フィギュアスケート
先々週の木曜日から土曜日(4月14日~16日)にかけて、
わたしの好きな(元)選手のいるクラブで恒例のアイスショーが開催された
ショーといっても、クラブに所属している選手の発表会のようなものであるのだが、
(元)選手やその他全米選手権に出場するようなレベルの選手がいた頃は
かなり豪勢なショーだったのだ。

ここ数年は、よそのクラブやよその国からゲストスケーターを呼んでいて、
たいていは2プロ滑ってもらっているようだ。
昨年は1日だけのショーだったが、墺国ペアのZさんKさん組が出ていた
言うまでもなく、(元)選手とのつながりである

実際にショーを観に行きたいのは山々なのだが、残念ながらそれは叶わない。
4月中旬というのはわたしの職場では年度初めでとてつもなく忙しく、
そんな時期に休みを取って海外旅行などしたら顰蹙ものだからである

そこで、クラブのサイトに載っている写真で、だいたいの様子を推測している。
ちなみに、引退する直前の(元)選手は、全身黒ずくめの衣装に黒い布を持って滑るという
前衛的なプロを滑っていたようだ

今年のショーには、全米選手権(シニア)に出たレイノルズ兄妹(ダンス)や
エマニュエル・セイヴァリー選手(男子)をゲストに招いている。
そして、何と言っても目玉は、かつてここのクラブに所属していた
ジョニー・ウィアー氏が金曜日と土曜日のショーに出演することだ
さらに、土曜日の朝には、ジョニーと一緒に朝食を食べながらお喋りなどが楽しめるという企画もある
ファンじゃなくても楽しみな話である。

このショー『Art2Skate』には、特設サイトもある。
そこも当然チェックしてある
そこにはジョニーの写真と、今回のショーをプロデュースしたイリナ・ロマノワ先生の写真があった。
ロマノワ先生は、2年ぶりにクラブのショーの演出に戻ってきたのである。
サイトの真ん中へんには、コーチの声として(元)選手のコメントが写真入りで載っている。
その写真は、現役の時の写真である(おそらくショーの時の写真)であるのはいいとして、
彼の名前の綴りが間違っているのはいかがなものかと思う
(ファミリーネームの『f』の字が1個多いのである)

初めての国際大会2016年春(4)

2016-03-30 22:48:43 | フィギュアスケート
これは、フリー直前の先生とピーター君。
こうして見ると、まだ先生の方が背が高い(もっとも、リンクの方が若干低くなっているのだが)。
昨日のブログで言及したUSAジャージを脱いでいるところである。


演技が終わって、リンクから上がったところがこちら↓。

手前にいるのは、次の滑走者である壺井君のコーチである。
ショートプログラムの6分間練習の際には、この方の声がずいぶん入っていた。
フリーの演技はジャンプのミスが4つもあったのだが、先生はずいぶんと穏やかな表情である。
そして、この大会ではリンクに出るときとリンクから上がるときの場所が同じ所であることと
リンクへの扉は、その場にいるコーチが自ら閉めるという点が、他では見られない特徴となっている。

キスクラは、この赤いベンチがある場所ではなく、リンクサイドにある。
先生がFacebookやInstagramに上げていた写真によると、
キスクラの背景は目に鮮やかな藍色に大会のロゴがちりばめられたものであった。
たぶん、この白いボックスの向こう側にあるのだろう。


これは、キスクラに座って得点を待っているところ。
遠くて見えにくいが、怒られてはいないようである。

ところで、この赤いベンチに座っている幼女は、いったい何者なのだろうか。
フリーの第1滑走から最後まで、ずっとこの姿勢で座ってたのである。

最終滑走が終わった後、この師弟はキスクラの向こう側でインタビューを受けていた。
地元のマスコミか、アメリカのマスコミだと思われる。

追記)フリーの前の日、師弟そろって町へと観光に出かけたようである。
先生は、天井がガラス張りになっているバスの中で撮った写真を上げていた。
このガラス張りバスには、日本選手のコーチとして帯同したキャシー・リードさんも乗ったようで、
やはりFacebookに『窓バス』と題した写真を載せていた。

初めての国際大会2016年春(3)

2016-03-29 20:21:55 | フィギュアスケート
アメリカの代表として国際大会に出ると、USAジャージが支給されるようだ。
そして、USスケート連盟のサイトに書いてあった内容から察するに、
ピーター君は来シーズンは強化費が貰えるようなのだ。

連盟のサイトには、強化選手のランク付けの基準が書いてある。
まだ世界選手権が終わっていないので、Aランクといった上位は確定していないが、
『全米選手権ジュニア4-6位とノービス1-3位はDevelopmental Class』だとある。
ピーター君(とトニー君)は、ここに該当する。
たぶん強化費が少し付き、国際大会への派遣もあるランクなのだろうと思う。

今回のトリグラフトロフィーで、ピーター君は新しいバージョンのUSAジャージを着ていた。
ちょっと前のジャージは紺色で、背中にUSAの文字が縦に入っていたのだが、
今のジャージは黒で背中のUSAの文字が控えめな大きさで、横書きになっている。


↑これらの写真では背中が見えない。

全米選手権で、師弟そろって会場の下見をしている写真を先生が上げていたが、
その時のピーター君は赤いジャケットを着ていた。
どうもどこかで見たデザインだと思って良く見ると、左胸に五輪マークが付いていた。
何のことはない、それは先生が6年前バンクーバー五輪に出場したときに
墺国のオリンピック委員会から支給されたジャケットだったのだ。
(自身のFacebookにそれを着て女子高生ピースをしている写真を載せている)
先生のお下がりが着られるほど、15歳にして大きく成長したということに他ならない。

ここに載せた写真は、ストリーミングから撮ったものである。
そのため、画面が不鮮明であるが、先生の白いダウンジャケットが悪目立ちしている。


客席から声をかけられたらしく、振り返って笑っている。
やはりこの人は笑顔が似合う。

初めての国際大会2016年春(2)

2016-03-27 22:05:15 | フィギュアスケート
トリグラフトロフィーのライストの調子は悪いままで、
ノービス男子ショートは最後の選手の途中からしか見られないままである
フリーはどうなることかと思って夜9時(現地時間午後1時)を迎える。
何の問題もなく始まってほっとする

ピーター君は3番滑走である。
今度は途中から見るなどという間抜けなことをせずに、最初から見ることができた

そして、わたしが生中継や生ストリーミングで応援している選手を見ると、
その選手はもれなく遭難する、という伝説がここでも炸裂してしまった

最初の3F-2Tのコンビネーションは着氷があまり流れなかったが問題なく決まる。
(以前、このコンボはミスがないと書いたが、1回だけ昨年秋のセクショナルで
最初のフリップの後にターンが入り、無理に付けた2Tで転倒という失敗があった)
次の3Lzが(今季はあれだけ苦労していたのに)難なく決まった
しかし、その後がいけなかった
2A以外のジャンプがことごとくステップアウトになり、
コンビネーションが最初の1回しか入らなかった。
ステップもいつものキレがなかったように思う。

フリーでは、キスクラも映る。
といっても、次に滑る選手が控えているリンクサイドとベンチ(?)が手前にあるため、
キスクラがその陰に隠れていて見えにくい。
ライストの小さい画面で見る限り、やや反省会のような感じだが、
セクショナルの時ほどお通夜になっていないようだ
得点は70.12
もう少しジャンプの着氷がなんとかなれば、あと10点くらい上積みできたのかなと思う。

なお、ライストは最終滑走の壺井君の得点のアナウンスの前に切れてしまい、結局順位がわからないままだった。
翌日(今日)になってリザルトを確かめると、ピーター君はフリーで1位になったが、
総合では2位だった。
初めての国際大会で、(出場4人とはいえ)メダルを取れたことが今後の自信につながればいいと思う