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かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

Chesapeake Open 2016(続)

2016-07-03 22:14:45 | フィギュアスケート
今日になって、ボルチモアのスケートクラブ(主催者)のサイトにリザルトが載っていた

インターミディエイトの2位は、やはりニック君であった。
1位(どうも見覚えがあると思ったら、イリヤ・マリニン君だった)の子とはだいぶ差が付いたが、
初めてのインターミディエイトで表彰台に乗れたのは良かった。
ショートでもフリーでも3Tを入れてきたが、プロトコルを見る限り、
どちらも転倒したようである

ピーター君のプロトコルを見て、やはりフリーでは3Lzで転倒したとわかった
海外ボードのレポでは最初のジャンプが3Fー1Loー3Loだということだが、
プロトコルでは真ん中のジャンプが1Tになっている
プロトコル通りだと、3つ目の3Loが跳びにくいような気もする。
そして、少し減点になっているのは、最後のジャンプの着氷がうまくなかったからだろう。
フリーの得点は106.57だった。
2年前の夏、初めてノービスの試合に出た頃は、フリーで52点だったことを思えば、
よくここまで点数が取れるようになったものだと思う。
(たぶん、スピンやステップがかなり上手くなったからだろう)

しかし、真の驚きは、ショートのプロトコルにあった。
最初のジャンプが3Aだったのだ
減点されていることから、転倒したようだ。
さらに言えば、回転不足(アンダーローテート)を示す印も付いている。
失敗したとは言え、いつの間に3Aを習得していたのだろうか。
先生は、自身の現役時代もそうだったが、
完璧にできるようにならないと試合にそのジャンプをいれてこない
今年の1月には、ニック君が3回転ジャンプ(3T)を、デヴィッド君が3Sを習得したとSNSに書いていた。
さらに、3月にはトニー君が4Tを跳んだ動画もあげていた。
ピーター君はまだかと思っていたら、まさかこんなことができるようになっていたとは…
昨季あれほど苦労したLzも、フリーでは(1つ転倒だが)コンビネーションで跳んでいる。
あとは、コンビネーションの2つ目が3回転になるともっと点数が取れるだろう。

なお、わたしの知る限りでは、先生は現役時代に試合では1回しか3Aを跳んでいない
2011年の国内選手権でのことで、しかも転倒している
自分ができることと、教えることとは別だということなのだろう。

Chesapeake Open 2016

2016-07-01 22:22:29 | フィギュアスケート
スケオタ的には、発表されたばかりのGPSのアサインについて書くべきだろうけど、
他の詳しい皆さまが書くだろうから、あえて触れない
とりあえず、応援している墺国ペアが1試合だけとは言えエントリーされていて良かった

表題の大会は、先週アメリカのボルチモアで開催された。
北米ではよくある、スケートクラブ主催のサマー・コンペティションの1つである。
この大会に、ピーター君とニック君が出場した。
詳しい結果はまだクラブのサイトにも載っていないが、
海外のボードには(主にダンスの結果なのだが)ざっくりとした結果が載っていた。

ニック君はインターミディエイトに出場し、
大会のTwitterに掲載された写真から判断すると2位だったようだ。
その写真は表彰式のものだが、
表彰されている4人全員がなぜか顔を腕で隠しているので、誰だかよくわからない。
わたしがニック君だろうとあたりをつけた根拠は、
いつも着ている水色と白のジャンパー
髪の色と髪型
である

ピーター君は、ジュニアに出場した。
アメリカの2016~17シーズンは、ノービスからジュニアにかなり多くの選手が上がりそうだ。
今年1月の全米選手権に出ていた12人のうち、
わかっているだけで7人、色々な大会のジュニアの部にエントリーしている。
予選で落ちた選手の中にも、今季ジュニアに昇格している選手がかなりいる。
プレオリンピックシーズンであることと何か関係があるのだろうか。

海外ボードの情報によると、
ピーター君はショートプログラムでは2位(1位は全米ノービス5位だったライアン・ダンク君)
フリーでは1位になったそうで、初めてのジュニアの試合で一番高いところに立った。
Twitterには、ショートとフリーの表彰の写真が載っているが、
こちらは顔を隠したりなどせず、普通に写っている(それが当然の態度だ)

ピーター君は、フリーでは3-1ー3の3連ジャンプを決めたそうだ。
詳細は、3Fー1Lo-3Loという、難易度が高い組み合わせだ。
普通は最後のジャンプは3Sが多いと思うが、
全米でもトリグラフ杯でも着氷でステップアウトしているので、苦手意識があるのだろうか。
1回転倒したようだが、それは昨季苦労したLzだと思われる。

初めてのジュニアの試合でいい結果が残せたのは喜ばしいことなのだが、
フリーの衣装が黒ずくめというのはどういうことなのだろうか。
こんなところまで先生をまねなくてもいいと思うのだが


Team Envelope

2016-06-05 22:32:31 | フィギュアスケート
先日、アメリカのスケート連盟が表題のリストを発表した。
http://www.usfsa.org/story?id=84023
和訳すれば『チームの封筒』となるのだろうが、何のことはない、Team USAのことである。

Team Aには、今シーズンシニアで活躍した選手たちが入っている。
Team Bは、それに次ぐ選手たちという位置づけらしく、国際大会でお馴染みの面子が並んでいる。
Team Cは、シニアの他に将来有望なジュニア選手たちが入っている。
そして、Team Dにはジュニアとノービスの上位選手たちが入っている。

嬉しいことに、Team Dにピーター君の名前がある
選考基準らしきものを読むと、「全米選手権でジュニア4から6位とノービス1から3位」とあるので、
選ばれたのは当然のことであるが、やはり嬉しい。
もちろんエリック君やマキシム君も選ばれている。

ざっと数えてみたところ、男子のジュニア選手は7~8人リストに入っている。
ピーター君は(先生がSNSに書き込んだ内容によると)昇級テストに合格して、
来季からはジュニアに上がるようだ。
フィギュアスケートを始めてから5年弱でジュニアまで上がってきたのはすごいと思う。
もしかしたら、ジュニアグランプリシリーズにも出られるのかも知れないが、
その前にフィラデルフィアで行われる夏の大会が先だろう。
↑昨年のこの大会で怪我をして、リージョナルやセクショナルでは調子があがらなかったので、
今年は怪我なく頑張ってほしいものだと思う。

なお、弟弟子のニック君も昇級テストにパスしたようで、
来季はインターミディエイトに上がりそうだ。

あと25日後には、次のシーズンが始まる。
また深夜のストリーミング配信を観たり、海外サイトを読みあさる生活が始まる

めでたい日の動画

2016-05-07 22:16:56 | フィギュアスケート
(注)表題は正確には『めでたい日前日の動画』である

先週の水曜日、SNSつながりの友人から連絡が入った
「この動画は、きっと気に入って貰えると思う」という内容の本文に、動画のアドレスが貼ってあった
何だろうかと思ってクリックし、再生して見ると…

わたしの好きな(元)選手が映っていた
再生して数秒後、思わず甲高い声で叫んでしまった

それは、最近のインタビュー動画で、30分以上ある結構長いものだ
全編英語である。
わたしは大学まで英語を学んでいたとはいえ、実践面には大きな不安がある
パソコンの画面をじっと見ながら、早口の英語を真剣に聴いていた
一応、何を言っているか聴き取れて良かった

しかし、何よりもいちばん印象に残ったのは、彼が使っているマグカップの柄であった

動画の送り主には、「一日早い誕生日プレゼントをありがとう」とメールした
大型連休中、どこにも出かけない日には繰り返し見ていた


先日のクラブのショーの写真を見ると、リンクの天井からバナーがつり下げてある。
それらには、クラブ所属もしくはかつて所属していた選手の氏名と経歴が書かれている。
(この場合の経歴とは、五輪出場や、大きな大会でのメダルや入賞の記録である)
例えば、この前の世界選手権で銀メダルを取ったアシュリー・ワグナー選手のバナーには、
当然『World Silver Medalist』と書いてある。
(もちろん、全米選手権の優勝記録も載っているはずだ)
ゲストのジョニーや、(元)選手のコーチだったロマノワ先生(と旦那)のバナーもある。

さて、(元)選手で現在はコーチの彼のバナーであるが、
赤い地の上方に名前があり、その下には五輪のマークが、さらに下の方には
3-times Olympian and
9-times Austrian Men's National Champion
という嬉しくなるような文面が書かれている

インタビュー動画では、インタビュアーのライアン氏が国内選手権を『8回』優勝だと言っていたが、
「いや、僕は2003年にも15歳で優勝しているから、全部で9回優勝だよ」と訂正していた


クラブのショーには、一昨年春のショーに出たのが最後で、それ以降は一切出ていない。
もう現役ではないという意思表示なのだろうと思うが、残念である

恒例春のアイスショー(3)

2016-04-27 22:06:55 | フィギュアスケート
ピーター君とデヴィッド君は、他の男子選手(たぶんジュニア以下のカテゴリ)と一緒にグループナンバーを滑っていた。
おそろいの白いシャツに黒いズボンはまあいいとして、
なぜか全員が変な付けひげをしている。
ひげの形状から、どうもサルバドール・ダリを模しているようだ。
そして、この付けひげが一番似合っているのがデヴィッド君であった

ピーター君は、中盤より少し後にソロのプログラムがあった。
黒いシャツに黒いズボンである。
ニコラス君といい、どうして彼らは現役時代の先生のように黒ずくめ、もとい、
私服のようなスタイルで滑るのだろう
写真で判断するしかないが、今季のショートやフリーとは違うプログラムらしい。

デヴィッド君はショーの終わり頃の登場である。
このあたりは、年齢やキャリアを考慮した順番かも知れない。
ピーター君はフィギュアスケートを始めてから、まだ5年も経っていないのである。
デヴィッド君は、昨年12月に行われたクラブのショーでは、軍服のような素敵な衣装だった。
今回のショーでは、今季のショートプログラム(ムーンライトソナタ)の衣装だった。
長身で手足が長い彼は、何の衣装でも似合うのだが、
髪型がツーブロックというのはいかがなものかと思う。
特にジャンプやスピンの時に妙な感じになってしまうのである


金曜日と土曜日のショーには、ジョニーが出演している。
肖像権の問題などで写真をアップできないのだろうかと思っていたら、
木曜日の写真に数日遅れてアップされていた。
もちろんジョニーの写真もある。
2プロ滑ったのだが、その衣装が
赤の全身タイツ(腰のあたりにひらひら付き)
黒の長袖(練習着のような)に黒のスパッツに、黒の長い巻きスカート
というものであった。
さすがに彼の美意識は凡人とは違う