さて、オオクワガタの♂♀は、去年羽化し、仲が良いので越冬時も同居させ、5月3日に産卵セットに移し変え(始めは♂♀同居、数日後に別居させました)、念のため産卵セットの前から使っていたエサ皿兼産卵木(以下、産卵木①:直径約12センチ×長さ約10センチのもの1本)もマットに埋めて残しておきました。
♀は5月23日に産卵セットから取り出しました。
産卵セットには、産卵木を2本(以下、投入順に、産卵木②、③:いずれも、直径約6センチ×長さ約14センチ)入れておきました。
今日は、産卵木①だけを割り出すことに決めていました。
早速、今は空いている飼育BOX⑤に産卵木①を移しました。
あまりたくさん飼育することはスペースや予算の関係上無理なので、全部で10匹くらいになるといいなと(勝手ながら)思っていました。
食痕の欠片も見当たりませんので、「こりゃぁ、やっぱりいないか!」と思いましたが、何とか1匹だけ見つかりました。
プリンカップにマットや産卵木の欠片とともに移しました。
本当はこれでおしまいの予定でしたが、産卵セットのほうも確認したくなってしまい、結局コバシャ・小のフタを開けてしまいました。(苦笑)
こちらのほうは、特に産卵木③の食痕がすごく、まずはこちらをチェックすることにしました。
見ると、木の表面にいきなり幼虫が1匹顔を出していました。
そして、よくよく観察すると、この産卵木は、幼虫が掘ったと思われる穴(下の写真の赤丸で囲んだ2箇所)もあるので、
その辺りを中心に産卵木を割っていくと、2匹の幼虫が顔を出したり、
丸い卵の形そのままに木に穴が空いていたり、
全部でプリンカップ10個(幼虫9匹、卵1個)分になりました。
さて、この時点で目標の幼虫10匹(全部が成虫になるとは限りませんが)に達しましたので、産卵木②を割り出すのはやめました。
産卵木②は、マットの中に埋めておきました。
そのあと、産卵木③で得られた幼虫の入ったプリンカップに、産卵木の欠片とマットを分け入れているうちに幼虫が2匹見つかりましたので、プリンカップは合計13個になりました。
飼育BOX⑤の中に入れたプリンカップの隙間を埋め、湿度を保つために、丸めた新聞紙に水を吸い込ませて入れました。
産卵木②は、来週息子と一緒に割り出してみようと思います。
産卵木③ほどは幼虫がいないと思いますが、新しい生命が木の中でたくましく育っているところを見て、一緒に感動しようと思います。
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♀は5月23日に産卵セットから取り出しました。
産卵セットには、産卵木を2本(以下、投入順に、産卵木②、③:いずれも、直径約6センチ×長さ約14センチ)入れておきました。
今日は、産卵木①だけを割り出すことに決めていました。
早速、今は空いている飼育BOX⑤に産卵木①を移しました。
あまりたくさん飼育することはスペースや予算の関係上無理なので、全部で10匹くらいになるといいなと(勝手ながら)思っていました。
食痕の欠片も見当たりませんので、「こりゃぁ、やっぱりいないか!」と思いましたが、何とか1匹だけ見つかりました。
プリンカップにマットや産卵木の欠片とともに移しました。
本当はこれでおしまいの予定でしたが、産卵セットのほうも確認したくなってしまい、結局コバシャ・小のフタを開けてしまいました。(苦笑)
こちらのほうは、特に産卵木③の食痕がすごく、まずはこちらをチェックすることにしました。
見ると、木の表面にいきなり幼虫が1匹顔を出していました。
そして、よくよく観察すると、この産卵木は、幼虫が掘ったと思われる穴(下の写真の赤丸で囲んだ2箇所)もあるので、
その辺りを中心に産卵木を割っていくと、2匹の幼虫が顔を出したり、
丸い卵の形そのままに木に穴が空いていたり、
全部でプリンカップ10個(幼虫9匹、卵1個)分になりました。
さて、この時点で目標の幼虫10匹(全部が成虫になるとは限りませんが)に達しましたので、産卵木②を割り出すのはやめました。
産卵木②は、マットの中に埋めておきました。
そのあと、産卵木③で得られた幼虫の入ったプリンカップに、産卵木の欠片とマットを分け入れているうちに幼虫が2匹見つかりましたので、プリンカップは合計13個になりました。
飼育BOX⑤の中に入れたプリンカップの隙間を埋め、湿度を保つために、丸めた新聞紙に水を吸い込ませて入れました。
産卵木②は、来週息子と一緒に割り出してみようと思います。
産卵木③ほどは幼虫がいないと思いますが、新しい生命が木の中でたくましく育っているところを見て、一緒に感動しようと思います。
飼育ケース②では、3匹いるはずの幼虫のうち1匹がケースの角のところで蛹室をつくって、羽化まであと一歩というところですが、飼育ケース③・④の幼虫は外からは全く存在が確認できないので、この時期に掘り起こすことの危険を承知で、いざとなれば人工蛹室を作るつもりで、まずは飼育ケース④から取り掛かりました。
なぜ飼育ケース④からにしたかというと、以前は5匹の幼虫をこの容器で飼育していたのですが、5月11日の日記に書いたとおり、1匹の幼虫がマット上に出てきてしまったので、過密状態かと思い、3匹しか飼育していなかった飼育ケース②にその幼虫を移したものの、残りの(4匹いるはずの)幼虫の状況が気になっていたからです。
しばらくフタを開けていなかったのですが、いきなり幼虫の頭の部分らしき黒いものが1つ見え、スプーンで掬い上げると、頭以外の部分はひからびてしまっていました。(合掌!)
「残り3匹もダメかも・・・」と不安な気持ちになりながら、思い切ってケースを逆さまにして中身をビニールの上にぶちまけ、少しずつ削っていくと、ゴロっと茶色い大きな物体が転がってきました。
見ると、半分に割れた蛹室に入ったままの♀の蛹でした。
「良かった~。無事だったんだ。」
しかも、結構立派なサイズでした。
これで元気付いて引き続き探していくと、今度は♂の蛹が出てきました。
今度も、蛹室の半分にくるまれた状態ではありましたが、上部を少し壊してしまいました。(♂くん、ゴメンネ!)
このオスもなかなかのサイズです。
さて、「最後の幼虫はどこかな?」とマットをさらにあさっていると、♀の蛹がゴロりんと転がってきました。
先ほどの♀と同じくらいの大きさでですが、こちらの蛹室は完全に壊してしまいました。(本当にゴメンネ!)
これで4匹のうち、1匹は残念ながら☆になってしまいましたが、残る3匹はあと一歩で羽化できそうです。
そこで、前々からいろいろな本やサイトで研究していた人工蛹室を自作してみることにしました。
1匹目の♀(以下、①)のは、蛹室が縦方向には完全に残っていますので、それを活かし、
2匹目の♂(以下、②)のは、蛹室の上部が一部欠けましたが、残りは活かして、
3匹目の♀(以下、③)のは、蛹室を完全に壊してしまいましたので、代わりのものを用意して、それぞれの人工蛹室を作りました。
インスタントコーヒーの空きビンを使いました。
フタの内側のパッキンを外すことで、空気の出入りを確保します。
①・②は自然の蛹室がありますので、それを活かしつつ、ビンとの隙間はクッキングペーパーを適宜折り曲げて埋めました。
③は自然の蛹室の代わりに、ロール紙の芯を縦に半分に切ったものを用い、ビンとの隙間は①②のと同様にクッキングペーパーで埋めました。
ビンはガラス製ですので、並べて置いて隣同士がぶつかっても衝撃が少なくなるよう、梱包に用いるプチプチ(エアーキャップ)で覆いました。
1匹が☆になったことは残念でしたが、3匹が無事であることが分かり安心しましたので、飼育ケース③を確認することはやめました。
幼虫時代の成長ぶりが同じくらい(最終的には、いずれの飼育ケースでも極太幼虫が生き残りました)でしたので、飼育ケース②の外から見える蛹と同じくらいのタイミングで、どれも羽化してくるのではないでしょうか。
問題は、人工蛹室に移した蛹が無事羽化してくれるかどうかですが、羽化不全になりそうなら、再度工夫してみます。
外から毎日の変化が観察しやすいので、息子が喜ぶと思います。
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なぜ飼育ケース④からにしたかというと、以前は5匹の幼虫をこの容器で飼育していたのですが、5月11日の日記に書いたとおり、1匹の幼虫がマット上に出てきてしまったので、過密状態かと思い、3匹しか飼育していなかった飼育ケース②にその幼虫を移したものの、残りの(4匹いるはずの)幼虫の状況が気になっていたからです。
しばらくフタを開けていなかったのですが、いきなり幼虫の頭の部分らしき黒いものが1つ見え、スプーンで掬い上げると、頭以外の部分はひからびてしまっていました。(合掌!)
「残り3匹もダメかも・・・」と不安な気持ちになりながら、思い切ってケースを逆さまにして中身をビニールの上にぶちまけ、少しずつ削っていくと、ゴロっと茶色い大きな物体が転がってきました。
見ると、半分に割れた蛹室に入ったままの♀の蛹でした。
「良かった~。無事だったんだ。」
しかも、結構立派なサイズでした。
これで元気付いて引き続き探していくと、今度は♂の蛹が出てきました。
今度も、蛹室の半分にくるまれた状態ではありましたが、上部を少し壊してしまいました。(♂くん、ゴメンネ!)
このオスもなかなかのサイズです。
さて、「最後の幼虫はどこかな?」とマットをさらにあさっていると、♀の蛹がゴロりんと転がってきました。
先ほどの♀と同じくらいの大きさでですが、こちらの蛹室は完全に壊してしまいました。(本当にゴメンネ!)
これで4匹のうち、1匹は残念ながら☆になってしまいましたが、残る3匹はあと一歩で羽化できそうです。
そこで、前々からいろいろな本やサイトで研究していた人工蛹室を自作してみることにしました。
1匹目の♀(以下、①)のは、蛹室が縦方向には完全に残っていますので、それを活かし、
2匹目の♂(以下、②)のは、蛹室の上部が一部欠けましたが、残りは活かして、
3匹目の♀(以下、③)のは、蛹室を完全に壊してしまいましたので、代わりのものを用意して、それぞれの人工蛹室を作りました。
インスタントコーヒーの空きビンを使いました。
フタの内側のパッキンを外すことで、空気の出入りを確保します。
①・②は自然の蛹室がありますので、それを活かしつつ、ビンとの隙間はクッキングペーパーを適宜折り曲げて埋めました。
③は自然の蛹室の代わりに、ロール紙の芯を縦に半分に切ったものを用い、ビンとの隙間は①②のと同様にクッキングペーパーで埋めました。
ビンはガラス製ですので、並べて置いて隣同士がぶつかっても衝撃が少なくなるよう、梱包に用いるプチプチ(エアーキャップ)で覆いました。
1匹が☆になったことは残念でしたが、3匹が無事であることが分かり安心しましたので、飼育ケース③を確認することはやめました。
幼虫時代の成長ぶりが同じくらい(最終的には、いずれの飼育ケースでも極太幼虫が生き残りました)でしたので、飼育ケース②の外から見える蛹と同じくらいのタイミングで、どれも羽化してくるのではないでしょうか。
問題は、人工蛹室に移した蛹が無事羽化してくれるかどうかですが、羽化不全になりそうなら、再度工夫してみます。
外から毎日の変化が観察しやすいので、息子が喜ぶと思います。
今日の午後に妻子が実家に帰ります(注:三行半をつきつけられたわけではありませんよ!)ので、一人残された私はさびしく(?)カブクワたちの世話をしようと思います。
今日しようと思っていることを列挙します。
①昆虫ゼリーが残り少なくなっているので、ホームセンターで購入する。
②オオクワガタ、ノコギリクワガタ、コクワガタの昆虫ゼリーを交換する。
③カブトムシ幼虫の姿が全く見えない飼育ケース③・④を掘り起こす。
④前項で幼虫が無事で蛹室を作っていたのを壊してしまったら、人口蛹室を作る。
⑤オオクワガタの産卵木(1本目)の割り出しをする。
全部できるでしょうか???
今日しようと思っていることを列挙します。
①昆虫ゼリーが残り少なくなっているので、ホームセンターで購入する。
②オオクワガタ、ノコギリクワガタ、コクワガタの昆虫ゼリーを交換する。
③カブトムシ幼虫の姿が全く見えない飼育ケース③・④を掘り起こす。
④前項で幼虫が無事で蛹室を作っていたのを壊してしまったら、人口蛹室を作る。
⑤オオクワガタの産卵木(1本目)の割り出しをする。
全部できるでしょうか???