光Ginjiの「後方ヨシ!」

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油圧系統のトラブルと聞いて

2007年03月13日 22時54分23秒 | バイクあれこれ

こんにちは。
 
きょう午前中のニュースは、前輪が出ない状態での旅客機の胴体着陸のニュースでもちきりでした。燃料をギリギリまで減らすために1時間ほど旋回していた、というその間に、テレビ局の中継車がわらわらと高知空港に集まり、生中継で放映したことも追い風になったようです。
原因は、前輪を作動させる油圧系統のトラブル、とのことでした。

さて、バイクの「油圧」といえば、現在のバイクはほぼすべて、前後ブレーキとも油圧駆動となっていますよね。
ネンオシャチエブクトウバシメ」「豚と燃料」、いずれにしても最重要点検項目であるバイクのブレーキですが、もし万が一にでも走行中に、

    「ぶ、ブレーキが効かない!

となったら、さあ、どうしましょう!レバーを握っても、ペダルを踏んでも、「スカッ」とした感触しか帰って来ず、まったく車速が落ちないことに気がついた瞬間、とっさに、あなたは何をすべきですか?また、果たしてそれを瞬時に遂行できるでしょうか?

日常点検が完全でも、たとえばブレーキのフェードやヴェイパー・ロック現象で、ブレーキが利かない状態になる可能性はあるのですね…。そんなとき、あなたなら…、いかがでしょうか?

アゴを地面につけて、ちょっと(かなり)情けない姿の機体の映像を見ながら、とっさのバイク操作に思いを馳せてみました。

また、この機長は、セオリーどおりの危険回避の方法を忠実に、スムーズに遂行なさったそうです。機内の放送では、『訓練を十分に積んできているから大丈夫』、と乗客を安心させた、とのこと。

たゆみない日ごろの練習や訓練が、安全を支えるのは航空機もバイクの操縦も、同じことだと思います。

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