昨日の今日、なので、気持ちも沈んでます。
いろんな思いやばなさんを偲ぶコトバは出てくるけれども、彼の思いとてさぞや無念だったことでしょう。同じバイクを趣味として、また、スクール開催や技量の向上について熱心で、言い換えれば、楽しく乗れるようになる過程をこよなく愛し、自分だけでなく他のライダーにもその面白さを知って欲しい、と願っていた彼の意志、熱意はぼくら仲間が引き続き盛り立てて行きたいと強く考えます。
「バイクは危ない。」その一面は否定しえないし、また、その確率をゼロにすることもできません。降りてしまうのは簡単ですし、それも立派な選択肢でしょう。
乗り続けるかぎり、バイクは弱者です。鋼鉄の箱、4輪に対しては。
その事実がある以上、バイクの持つ「危ない一面」の何倍も何十倍も、または何万倍もある「楽しい一面・素敵な魅力」を最大限に引き出し、可能な限り「危ない一面」の発生リスクを確実に下げ、ゼロにするような努力を続けたいです。
オトナの乗り物、出愛いの乗り物、楽しい乗り物、チャレンジしがいのある乗り物、自分が素になれる乗り物。それが好きだから乗る。
ただし乗るからには、キリリと用意周到、完全に乗れるようになる努力を怠らない。乗せられるのではなく、乗る。責任持って、乗る。それは楽しく、終わりが無いもの。向上心と好奇心がある限り、楽しさとワクワクさが湧き出る乗り物。
いろんな思いが交錯します。そんな中でも決意するのは、これからも一つ一つ、丁寧に乗る。練習するからには、パイロンひとつひとつ、愛おしく、乗る。キメ細やかで精緻なツーリングを楽しむ。 思いやりのある、余裕のある運転を楽しむ。
自分に出来ることは限られているかもしれませんが、まずは何かしらできること、やりましょう。やるからには楽しく、皆の薫風となること、やりましょう。
Σ(バイク好きな人の思い) = 楽しく豊かな思い
となるように。