正月早々4日間台北の旅に行ってきました。 亜熱帯の南国と思って行ったのですが、何と、滞在中の最高気温は9度から16度の間で、最低気温は6度と結構寒く、建物、バスの暖房は非常に低く抑えられているので、東京より寒く感じる程でした。 それでも色々と興味のある見聞ができ良い経験でした。 台北で特に目立つのはまずスクーターの多さで、逆に自転車に乗っている人はほとんど見かけません。 街はとても清潔で、最近の日本とは違い道路にはほとんどゴミは落ちていません。 地下鉄電車内の行き先表示は現在駅、次駅だけではなく、次駅の次の駅まで表示してくれるので非常に分かり易く便利です。 市内の路線バス前面の行き先表示も電子表示となっており、漢字とアルファベットの両方を交互に示しておりました。 また横断歩道の信号は青から赤に変わるまでの秒数をカウントダウンで表示するとともに、青の部分は歩く人のアニメ表示になっていて、残りの秒数が短くなると駆け足になるのがとてもユーモラスな気がします。 その他で特に珍しいのはあちらこちら檳榔を売る店がある事で、市内の売り場は目立つものではありませんが、台北からバスで東に1時間程で行ける名所の九份に行く途中の道路沿いで見かけた檳榔売り場には必ずネオンサインの目印があり、店の前面にあるガラス張りの小部屋にミニスカート姿(臍だしルック(midriff top)もいた)の若い女性がいました。この様な若い女性のミニスカート姿での販売方法は市内では禁止されているそうだすが、印象に残りました。
台湾の人の見かけは全く日本人と同じなので人の口から中国語が出てくるまでは日本にいるような錯覚をおこします。 そんな状況ですから英語を使うことはほとんどありませんで、故宮博物院でもらった英語のパンフレット(各国語のパンフレットがおいてありましたが日本語だけが切れていました。 それだけ日本からの訪問客が多いのでしょう)を読みましたが、中国の時代名の英語表記(あるいはアルファベット表記、恐らく中国語の発音に近いものと想像するが)だと漢字ではどの時代に相当するのか判らないものが多く、今回辞書で確認して見ました。
Shang (or Yin): (殷の別称)
Chou: 周
Han: 漢
Chin or Ch'in: 秦
Sui: 隋
Tang or T'ang: 唐
Sung: 宋
Yuan: 元
Ming: 明
Ch'ing: 清