日記主体に書いてゆきます宜しく

『独去独来』『全ての人は秋の木枯らしの吹く寂しい荒野を一人で旅する旅人である』(お釈迦様)

仏教を判り易く知る資料(28)

2023年01月31日 | 仏教・親鸞聖人
(7)心多歓喜(しんたかんぎ)の益 大悲の願船に乗ずれば、嬉しいおもいが多くなることをいいます。 親鸞聖人の主著『教行信証』も、「慶ばしきかな」で始まり「慶ばしきかな」で終わっていることからも、知られるでしょう。以下は、その文証です。 . . . 本文を読む

仏教を判り易く知る資料(27)

2023年01月30日 | 仏教・親鸞聖人
第六は、心光常護(しんこうじょうご)の益です。 「心光」とは阿弥陀仏のお力(光明)のこと。「常護」とは常に護られている安らぎを言います。 大悲の願船に乗じた者は「冥衆に護持」され「諸仏に護念」されることは、前述しました。 それに増して無上仏の阿弥陀仏に常に護られ、無上の安心・満足に生かされるのが「心光常護の益」です。 . . . 本文を読む

仏教を判り易く知る資料(26)

2023年01月29日 | 仏教・親鸞聖人
大悲の願船に乗じた人は、大宇宙の無量の諸仏から異口同音に褒めたたえられる、喜びと誇りをいう。 釈迦は『大無量寿経』に偉大な智恵者(広大勝解者)と褒め、『観無量寿経』では、泥沼に咲きながら泥に染まらぬ白蓮華と讃えられる。 また、わが親友とも呼びかけられている。 以下は、その文証である。 この信心の人を釈迦如来は、「わが親しき友なり」とよろこびまします (『末灯鈔』二通) . . . 本文を読む

囲碁の終局でのトラブル・私が間違っていました

2023年01月28日 | 日記
囲碁の終局でのトラブル・私が間違っていました。日本棋院では『終わりましたね』『終わりました』とスマホで調べました、私の『有りません』『有りません』は間違えやすいので以後使わないことにします . . . 本文を読む

仏法を判り易く知る資料(25)

2023年01月28日 | 仏教・親鸞聖人
諸仏護念(しょぶつごねん)の益 “大悲の願船に乗じ南無阿弥陀仏を称うれば、大宇宙の無量の仏方(諸仏)は、最高に幸せな人だと寿ぎ、百重・千重に取り巻き喜び護ってくだされるのである” 南無阿弥陀仏を称うれば 十方無量の諸仏は 百重千重囲繞して よろこびまもりたまうなり  (現世利益和讃) . . . 本文を読む

仏教を判り易く知る資料(24))

2023年01月27日 | 仏教・親鸞聖人
第三は、転悪成善(てんあくじょうぜん)の益です。 悪が転じて善となり、苦しみがそのまま楽しみとなる。辛い事実も幸せの種に変わるという、常識破りの利益をいいます。 「私ほど不幸なものはない」「オレほど業な人間はいない」と、他人を恨み世を呪っていた者が、その涙の種が幸せ喜ぶ種となり、逆境に微笑し輝く世界が拝める不思議です。 . . . 本文を読む

仏教を判り易く知る資料(23)

2023年01月26日 | 仏教・親鸞聖人
2.至徳具足の益 十種の利益の第二は、至徳具足(しとくぐそく)の益です。 「至徳」とは、阿弥陀仏が大宇宙の宝を結晶された無上の功徳、「南無阿弥陀仏」のことです。 親鸞聖人は「功徳の大宝海」(大きな宝の海)と『正信偈』に讃仰されています。 蓮如上人は易しく、こう言い表されています。 . . . 本文を読む

仏教を判り易く知る資料(22)

2023年01月25日 | 仏教・親鸞聖人
(1)冥衆護持の益、 諸天善神ことごとく よるひるつねにまもるなりまず、冥衆護持(みょうしゅごじ)の益から解説しましょう。 冥衆とは、こちら側からは見えないけれど、向こう側からは、よく見えるものを言います。 向こう側とは、天神・地祇(天の神、地の神)や梵天・帝釈(ともに仏法を守護する最上位の神)など、仏法を守護するものです。こちらからは見えませんが、それらの方からはこちらが良く見えて、護ってくれることです。 . . . 本文を読む

仏教を判り易く知る資料(21)

2023年01月24日 | 仏教・親鸞聖人
親鸞聖人の一枚看板は平生業生とは 阿弥陀仏の本願に救い摂られ、正しい信心を獲得した人は、絶対の幸福に生かされます。その世界を親鸞聖人は、次のように教えられています。 . . . 本文を読む

仏教を判り易く知る資料(20)

2023年01月22日 | 仏教・親鸞聖人
我が歳きわまりて、安養浄土(あんにょうじょうど)に還帰(げんき)すというとも、和歌の浦曲(うらわ)の片男浪(かたおなみ)の、寄せかけ寄せかけ帰らんに同じ。 一人居て喜ばは二人と思うべし、二人居て喜ばは三人と思うべし、その一人は親鸞なり (御臨末の御書) . . . 本文を読む

仏教を判り易く知る資料(18)

2023年01月21日 | 仏教・親鸞聖人
人間は、百八の煩悩のかたまりであるから、煩悩具足の凡夫と言われる、中でも三つの恐ろしいものを三毒の煩悩と言われ、ついで恐ろしい三つを加えて六大煩悩と言う。 . . . 本文を読む

仏教を判り易く知る資料(16)

2023年01月19日 | 仏教・親鸞聖人
死後どうなるか(霊魂と言う固定したものが存在するのか存在しない無か) ○因果応報なるが故に来世なきに非ず、無我なるが故に常有に非ず。(阿含経) 【解説】 ●「断見」「常見」の「見」は、見解・考え方・思想の意。「外道」とは、仏教以外の総ての宗教をいう。 ・断見外道「死後は無になる」という教え。「無の見」ともいわれる。 . . . 本文を読む

仏教を判り易く知る資料(15)

2023年01月18日 | 仏教・親鸞聖人
仏教の根幹は因果の道理です ○善因善果○悪因悪果○自因自果 【解説】●「因」とは「原因」、「果」とは「結果」のこと。「道理」とは、三世十方を貫く真理。すべてのことは、「原因」があって「結果」がある。これは、億分の一、兆分の一の例外もない大宇宙の真理である。 特に、私たちの最も知りたい「幸福」と「不幸」についての、原因と結果の関係を、「善因善果・悪因悪果・自因自果」と釈尊は教えられている。「因」とは我々の「行為」のことであり、「果」とは分かりやすく言えば「運命」のこと。 . . . 本文を読む