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『独去独来』『全ての人は秋の木枯らしの吹く寂しい荒野を一人で旅する旅人である』(お釈迦様)

仏教を判り易く知る資料(8)

2023年01月11日 | 仏教・親鸞聖人
○教行信証  親鸞聖人の教えの全てが書かれている主著。教・行・信・証・真仏土・化身土巻の六巻から成る。浄土真宗の根本聖典。「御本典」ともいわれる。  52才の時、稲田の草庵にて完成されたが、終生、手元に置かれ修正加筆された。 ○愚禿鈔  浄土真宗の教義と信心を、上下二巻に体系化されたもの。『二巻鈔』ともいわれる。 ○三帖和讃  和讃とは、「和語讃歌」の略。平仮名まじり(和語)の詩で、弥陀の本願とその教えを褒め讃えられたもの。  次の三つをまとめて、『三帖和讃』といわれる。 『浄土和讃』………阿弥陀仏とその浄土を讃嘆されたもの。 『高僧和讃』………七人の高僧を讃嘆されたもの。 『正像末和讃』……弥陀の本願のみが救われる道であると教えられたもの。 ○末灯鈔  お手紙やお言葉を集めたもの。 ○一念多念証文  一念(一回の念仏)で救われるのか、多念(多くの念仏)で救われるのか、正しい教えが明らかにされている書。 ・他にも、『浄土文類聚鈔』『尊号真像銘文』『唯信鈔文意』など多くの著作を残されている。 . . . 本文を読む