築地に行って寿司を食べよう。
泊まりが銀座キャピタルホテルで、築地のすぐ近く。
以前来たときは駅から人の波だったのに、今日は日曜、閑散としている。
市場内はもちろん、場外でもほとんどの店がお休み。
「すしざんまい」は朝から威勢の良い声が響いている。
まだ、11時過ぎというのに店内は満席。
二階のカウンターに席を取る。
いろんなものが食べたかったのでセットにした。
アナゴが皿一杯に広がっている。
なんとも美味い。
あ・・・・。写真を撮るのを忘れていた。
中トロ、赤貝、うに、ボタン海老・・・・・・・。
美味いうまい。
隣の席に若い女性が二人座った。
パンフレットを広げていろいろ印をつけている。
しばらくしても注文をしようとしない。
カウンターの中では職人さんがしびれをきらしている。
待ちきれないのか卵焼きを切り始めた。
しばらくして、やっと注文する様子。
パンフレットをカウンターの上にあげ、ボールペンで印をされたものを
さしている。
そうか、この子達は日本人じゃなかったんだ。
聞いてみたら香港から来たとか。
「美味しいですか?」というようなしぐさだった。
「ハオチー!」と答えたら、小生が先ほど撮ったカメラを指差し
「香港から来たのか?」。
「俺は日本人だ!」と心の中でつぶやきながら
精一杯の笑顔で「再会(ツァイチェン)」といって店を後にした。