だだちゃ独言

鶴岡のだだちゃが日々のあれこれを綴って・・・・。

だるま市

2006-12-18 15:36:10 | だだちゃ豆

 

観音様のだるま市

 

 12月17日は毎年、天気が悪い。

今年もご他聞にもれず風雨が強い悪天候。

鶴岡、七日町の観音堂で恒例のだるま市。

 この観音堂、起源は龍蔵寺。

今から499年前、武藤家の祈祷寺として安丹に建立されたのだが

十五里ヶ原の戦いで戦火にあい、焼失。

数年後に、この地に再興。後に龍蔵寺本体は今の睦町、昔の双葉町に移転。

観音堂だけが残された。

だるま市は、当時、この周辺には遊郭が立ち並び、その遊女たちが、縁起物の

だるまを買い求めたのが始まりといわれている。

だるま市と共に出回る名物菓子「切り山椒」

甘辛い餅に山椒の香りがほんのり。

師走を感じる菓子である。

 「切り山椒」は鶴岡の師走を代表する菓子です。

ゆべしのような食感で、みたらし団子の薄味のようものに、山椒が入って

香ばしい味になっています。

 太めのうどん程度の太さで、長さは5センチ程度。

表面には砂糖がまぶしてあります。

ひと袋100グラムで300円です。


湯野浜温泉 亀や

2006-12-13 11:09:00 | ぶらりぶらり

 

湯野浜温泉 亀や

子供の頃、祖父に連れられて、湯治に行ったものである。

それは湯野浜温泉 「亀や」であった。

当時は鶴岡から湯野浜まで電車が走っていて、それに乗っていった。

当時の湯治は自炊で米、味噌などを持って、一週間から二週間程度の期間であった。

一週間を「ひとまわり」二週間を「ふたまわり」と言っていた。

湯野浜温泉で電車を降りて温泉街の細い路地を300メートル程進むと日本海に出る。

今はテトラポットの設置で砂浜が広くなったが当時はホテルのすぐ下の岩が「長岩」といって海水浴などでその岩の上で休んだものである。

その岩からは遠くに鳥海山が望める。

亀やは、老舗のホテルで、昭和天皇も休館の時代にお泊りになったものである。

その部屋に一度、泊まったことがあるが、素晴らしい部屋だったと記憶する。

旧館には百畳間があって当時としては 、とてつもない広い部屋であった。

今はその旧館にはいけないようになっている。

最近は山形県で全国植樹祭が行われたときに今の天皇ご夫妻がご宿泊になった。

今でも人気のある名門ホテルである。


武士の一分 公開

2006-12-01 16:06:57 | イベント

 

 「必死、すなわち生くるなり。」

 

    武士の一分 公開開始   

 今日は映画の日。「武士の一文」が全国一斉にロードショーが開始されました。

 一番に見たくて十時の初回開演に行きました。  

 いつもはそんなに混まないのに窓口は列を作っていました。  

 若いカップル、家族連れ、年を召したご夫婦、うら若いご婦人、老若男女、千差万別、いろんな人たちがおりました。  

 作品は非常にすっきりしたもので、我々がいつも話している言葉をうまく使いこなしていました。  

 鶴岡の言葉の特徴は語尾に「のー」をつけるものです。この「のー」の響きがとても柔らかく温かみを感じさせるものです。  

 しっとりとした情景の中にも「武士の一分」を守ろうとする気概は、鶴岡の人の心をとても良く表現されています。 

 木村拓哉、檀れい、笹野高史、それぞれに熱演しています。

 鶴岡の言葉がとてもうまく表現されています。

 

「また、鳥かごを買ってこねまねの・・・。」

「んだの・・・。」

「つがいの小鳥もの・・・・。」

「んだのー・・・・。」

ラストのシーンではすすり泣きの音が館内を充満しておりました。