だだちゃ独言

鶴岡のだだちゃが日々のあれこれを綴って・・・・。

民田なす

2006-07-19 08:46:11 | 食べ物

鶴岡の美味いもののなかに、民田なすを欠かすことはできない。

金峰山の東の山ろくに民田という集落がある。

そこでは「民田なす」という実のしまった小茄子が作られている。

この茄子は浅漬けにして食べるのが一般的だ。また和辛子でつけた、目から火だ出るほど辛い、「辛子漬け」などもとても美味しい。

以前、民田茄子は近郷のほとんどの農家で作っていたが最近は作る農家がすくなくなっている。

今は民田でも30戸の農家でしか作っていなくなったという。

松尾芭蕉が鶴岡に滞留したときに作った詩がこの詩である。

 

 

 


だだちゃ豆 近況

2006-07-03 06:35:36 | だだちゃ豆

 

 梅雨空の中の陽だまりにだだちゃ豆の白い花がぽつんぽつんと

咲いています。

  八月になるととっても美味しい豆になって皆様にお届けできるように

なります。

だだちゃ豆の畑から望める周囲の山々をご紹介致します。

東には月山、湯殿山、羽黒山の出羽三山。古来より山伏の修験の山として知られ全国から信者が所業に訪れる。

また、芭蕉も訪れ「雲の峰 いくつくずれて 月の山」などの詩を残している。

 

        南には金峰山。この山では大黒さんを祭り近郷の繁栄を

       見守っている。山頂から見渡すと鶴岡が羽を広げた鶴のように見える。

 

 

西はこの一帯が最初に開けた尾浦城を麓に築いた高館山。

越後軍と最上軍の争いで滅亡した武藤家をテーマにした

藤沢周平の遺作、「残照、十五里ヶ原」の舞台でもある。

近くには人面魚で知られる善宝寺や、犬祭りで有名な椙尾神社がある。

 

北は秋田県の県境にある秀峰、鳥海山。

出羽富士とも言われ流麗な姿を見せてくれる。