むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

制約

2010年12月07日 16時33分23秒 | Weblog
イランは、制約だらけの国かもしれない。
けれど、皮肉ながら、そんなきつい枠の中で頑張っている人ほど、輝いて見える。
そんな代表格。
http://mainichi.jp/select/opinion/hito/news/20101206ddm012070063000c.html

とても70歳とは思えない身の軽さ、しなやかさ。
権威や固さとは無縁。
半分、外国に足を移しつつ、まだ拠点は母国にこだわる。



今も「自由に」何かを追求している。
受け答えしながら、ずっと本の制作に向けた手作業をしていた。
「悪く思わないでくれ。やることがたくさんあるんだ。けれど、頭はしっかり動いているから、何でも聞いてくれ」

大きな不満を抱えながらも、そこにこだわって止まるより、自分ができることを最大限追求したい。もう残された時間は少ないのだから……。
そんな思いが伝わってきた。




日本は、「表現の自由」が究極まで進んだ国だろう。おそらく。
以前、ここで問題提起をしてたたかれたこともあった。

けれど、あふれきった自由の中で、安全なところから匿名で好きなことを言うのって、主張の是非は別として、なんだか生き方として格好よくない。



自由の制約はおおいに問題だ。
けれど、この国で自由とは、大きな代償、時に命をかけないと勝ち取れない。
尊さがわかっている人ほど、軽くは口にしない。

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