むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

第2の地雷、そして……

2008年11月22日 01時56分07秒 | Weblog
戦争が終わった後も長期にわたり、関係のない市民に被害を及ぼす兵器がある。クラスター爆弾だ。
日本も大量に保有していたが、国際社会の流れを受け、ようやく全廃することが決まった。
子爆弾が少なくて、どんなに精密なものであっても、今後は導入しない。

http://mainichi.jp/select/today/news/20081121k0000e010071000c.html

冷戦終結後、現実的に使用が想定できないこんな兵器をこれまで持っていたこと自体が不思議……。
それに、規制に率先して取り組めば、もっと尊敬される国になるのに。
なぜ、進んでできないのか。

  ×   ×

地雷がなくなり、クラスター爆弾が消える。
次は劣化ウラン弾だ。
唯一の被爆国の日本こそ、世界を引っ張って規制を訴えるべきだ。
けれど、これまた政府は規制に消極的。

「(前向きな決断をして)腹をくくるんだったら、僕らは紙面で応援しますよ」
外務省の幹部に何度か本音をぶつけたことがある。
でも、いい反応はなかった。

みんな何か一歩前に進めたいと思っている(はず)。
けれど、現実はなかなか動かない。
保身や事なかれ主義、前例踏襲……。
必要なのは、ほんの少しの勇気。
だれかが、腹をくくれるかどうかだと思う。

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