フィリピン人一家3人をめぐる東京入国管理局の判断は、何とも中途半端なものだった。
マスメディアや弁護士が騒ぐから、せめて子どもだけでも滞在を認めてあげよう……。そんな感じだ。
◆毎日新聞
http://mainichi.jp/photo/news/20090314k0000m040090000c.html
不法滞在を厳格に解釈して、既に中学生になった子どもの人生をひっかき回すことにどれだけの意味があるだろう。
国連人権規約や子どもの権利条約などをふまえれば、実態として成立している家族生活を壊すのは不当だとの解釈もある。
難民や外国人問題には明確な正解はない。
いくら頑張っても世界中の不平等や貧困の解消にはつながらない。
けれど、少しでも前に進めることは可能だ。
そこにこそ、国の「器」の大きさが問われる。
日本は、多くの難民を長期間の強制収容したり、迫害を受ける恐れのある国への送還を続けてきた。
法律は、人を幸せにするためにあるのではないのか。
マスメディアや弁護士が騒ぐから、せめて子どもだけでも滞在を認めてあげよう……。そんな感じだ。
◆毎日新聞
http://mainichi.jp/photo/news/20090314k0000m040090000c.html
不法滞在を厳格に解釈して、既に中学生になった子どもの人生をひっかき回すことにどれだけの意味があるだろう。
国連人権規約や子どもの権利条約などをふまえれば、実態として成立している家族生活を壊すのは不当だとの解釈もある。
難民や外国人問題には明確な正解はない。
いくら頑張っても世界中の不平等や貧困の解消にはつながらない。
けれど、少しでも前に進めることは可能だ。
そこにこそ、国の「器」の大きさが問われる。
日本は、多くの難民を長期間の強制収容したり、迫害を受ける恐れのある国への送還を続けてきた。
法律は、人を幸せにするためにあるのではないのか。