イランも春を迎え、明るく素敵な面を書こうと思っていたら、急きょカイロへ、そして今はベイルート。
悲惨な歴史を経験しながら、今は多くの民族、宗派が共存し、中東の中では飛びぬけて明るく、洗練した国を作り上げたレバノン。
けれど、すぐ目と鼻の先の隣国シリアでは毎日人が死んでいる。
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/04/30/20110430k0000e030034000c.html
シリアは、独裁が続き、核開発も疑われる嫌われ国家。
フセイン大統領、ムバラク大統領が消え、カダフィ大佐も危うくなる中、中東でシリアに並ぶほどの嫌われもの国家は、残るはイランだけだ。
レバノンでもイランの評判はさんざんだ。
バーレーンでは、ペルシア語を話すとおもしろがってくれたけど、この国では全く受けないし、完全にマイナスイメージ。
そんなどす黒い国ではないのに……。
最近、イランの悪口を国外で言われると、つい反論してしまう。