むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

表現者

2010年12月25日 04時40分16秒 | Weblog
さぼりぎみだったジョギングを再開。

夜は顔が少しピリピリするくらい空気が冷たい。
やめたくなるけれど、i-podでガンガン音楽を鳴らし、無理やり走るのも気持ちいい。
そんな時の音源はやっぱり80年代のハードロックが最高!
うまく行かないことも多いけど、また、仕事がんばろ。
そんな気にさせられる。



昨日は全身にビリビリと電気が走った……。
いろんな規制でがんじがらめのこの国。
困難の中で、好きなことを貫く人は実に格好いい。

同い年のおっさんロッカー。
活字にするのはだいぶ先なので、詳しくは書けない。
けれど、大音量に囲まれ、実に幸せな時間だった。



イランに来て、エネルギーがあふれ堂々とした女性が多い中で、男は全体的にさえない印象がぬぐえない。
社会がうまく立ち行かない中で、元気をなくしたり、言い訳したり、逃げ道を作ったり……。

そんな中で、昨日会った男たちは、最高にいい顔をしていた!
規制や困難は、人を強く美しくするんだろうか。


  ×    ×


一方で、あんまり「いい顔」をしていない人たちの争いが続く。
この国は一体いつまで……。
http://mainichi.jp/select/world/news/20101222k0000m030052000c.html

クリスマス・ムバラキ!

2010年12月25日 04時14分16秒 | Weblog
「メリー・クリスマス・ムバラキ(おめでとう)~!」

今日は電話で話したり、会う人間にかたっぱしから挨拶した。
イラン(イスラム教徒)はクリスマスは祝わないが、それなりに反応してくれる。



異教徒を全く排しているわけではなく、キリスト教徒のアルメニア人が結構住んでいる。
見かけじゃ、全くわからんけど……。

キリスト教会も街中にあり、故ホメイニ師の壁の絵と並んでいるのがおかしい。
取材がてらに出かけるも今日は行事が何もなく、ちょっとがっかり……。




イランは金曜日で休日。
クリスマス・イブを祝う人にとっては最高かもしれない。
帰りがけにいつもと違うケーキ屋に寄った。
店によってケーキのデザインに特色があり、見ているのも楽しい。

こんなでかいケーキは買えないので、「小さいのを2つ」と言うと、また不思議な顔をされた。
「本当に2つでいいのか」




少し時間がさかのぼり……。
イランはイスラム教ながら、独自のイラン文化も守っている。
この前の21日の夜は「シャベ・ヤルダー」という記念日(日本の冬至)
1年でもっとも長い夜を、ナッツやらザクロやらスイカを食べながら、うだうだ夜通し過ごすのだ。

近くのナッツ屋さんはごった返していた。乾燥フルーツが混じった特製のナッツ。
1㌔1500円くらい。結構高いので、500グラムだけ買った。
奥に映っている子供が店の仕事を手伝い一生懸命、ナッツを売っていた。