atelierが留守がちになっているのですが、今日も写真家・阪上さん、印刷会社の小松原さんが、偶然やって来てくださいました。
話をしながら制作を続けていますと、いつの間にか身辺の話から、行政・産業・雇用・企業経営・市長の施策など、おおよそこの5か月間全く関心を失っていたような話題が次々に出て来ました。
新しい市長も、多忙なようですし、議長も東奔西走の様子です。
「facebook」等で概ねの動きは知っている積りでしたが、矢張り、5か月の空隙の時間は大きいのでしょうか、初めて聞くような話も聞きました。
この地方では最も大きな事業所の、ごく最近の閉鎖が、市の運営に大きく影響を与えているのでしょうね。 何となく元気のない町が見えてきます。 2060年代辺りの活況の時代を生きてきた私には、随分淋しい時代が来たものだとの感慨が、悲しさに代わって行きます。
カルチャーパークや図書館、美術館、資料館、青年の家、地球科学館、駅前再開発、杉原川リバーサイド計画などの建設や運営に、ほんの少し関わって来たこともあって、「あれは何だったのだろう?」と、虚無的な気持ちに苛まれます。
時間は「夢」を包みながら消えて行くような気持ちにも…。
サムホールの作品が、そんな話をしながら進みました。 作品も、1点だけが出来上がったのです。
でも、以前の「sketch」作品は、失せることなく繊細で新鮮な「心の動き」を情報として残してくれているような気がしました。