老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

ハワイ短信6(危機感の差)

2008-02-13 02:39:53 | Weblog
 ハワイは何時もの様に快晴の毎日で過ごしやすく、2月に入り各国からの
訪問客が急増している。
 日本ではJTフードの輸入した餃子の農薬問題で大騒ぎのようであるが、米国では鳥インフルエンザの人と人の間の感染が米国内に進入した場合を想定して、大規模の模擬訓練が各地で行われている。
 日米の問題の取り上げ方の違いを浮き彫りにしていると思う。
就職活動や大学生活なども大違いで、米国の学生は毎日10時間余りの勉強をしているし、日本では月に一度も本を読まない学生生活などは考えられない。
 また日本ではリクルートルックで卒業1年前から就職活動をしているが、米国では就職は正式に卒業後ゼミなどで実務や知識を得てからである。
 入学試験も論文程度で中高の成績と活動が評価されれれば有名校にはいれるのである。
 受験勉強のような特殊な勉強と大学入学後の青春の謳歌では国力の差にもやがて影響してくるのではないか?juntaro

ハワイ短信5(ハワイ雑感)

2008-02-06 15:32:01 | Weblog
 ここマウイ島に来て10日が経過した。今年は例年になく5度位気温も低く地球の温暖化との関係を改めて検討したくなる。
 お陰で鯨も跳ねず、雨は局部的であるが、ここワイレアは太陽は出ないが殆ど雨も降らない。
一昨日のスーパーボールに比べてスーパーチューズデーの盛り上がりも当地では見られない。あるカルホルニアから来た若者は選挙なんて関係ないよと吐きすてたのには驚く.やはり無党派層も居るものだ。然し先祖代々支持政党が決まっている家も多く、日本のように親は自民党、子供は民主党などの例は少ないのも、独立心旺盛なこの国では面白い現象である。
スーパーボールの日はレストランなどで、勝ち負け以外に細かい点数差なども含めて熱狂して、お陰でゴルフ場はガラガラで楽しめるのは良いことだ。
 当地はニュウヨークやサンフランシスコの金持ちの避寒場所であり,そのためサブプライムの影響は少ないそうだ。彼らは大金持ちで、安全を最も大切にしているからだ。
 今日はバスで町まで2時間掛けてバスを乗り継ぎ1$で行ってきたが、公共料金は抑えてイルガ、サービスの悪いことは乗り継ぎの時1分でも遅れれれば出てしまい次のバスを待たねばならないなど、昔の中国並みで、服装も臍は勿論,尻の割れ目がみえるようなズリオチタズボンなど、貧民街そのものである。
 ショッピングセンターは何時もの賑わいが無く、早くも安売りに入っている。
因みに此方のバレンタインデーは女性が愛する男性に贈る日で、どこで日本が逆になったのか興味深い。
雲に映える夕焼けもこれまた見事で平和な世界を望むが、民主党候補オバマは政権を取れば来年までに米軍撤収を訴えて好評のようであり、米国の厭戦気分は判るが
世界の警察の座を降りた時日本は独立して防衛出来るのであろうか?juntaro

ハワイ短信4(日本人はもっと自信をもて)

2008-02-01 03:33:21 | Weblog
 当地に来て多くの外人に会った。韓国人の肝臓専門のドクター、オランダのビュジネスマン、米国本土の方々当である。
 皆一様に日本は戦後の復興を成し遂げ、環境技術でもずば抜けている等と賛辞を惜しまない。
 然しEU諸国の民族大移動による経済の発展はすさまじいようである。
ポーランドから多くの人が英国で働き、送金するのでポーランドでも消費が増え今日のEU圏の発展を維持しているようである。
 また環境問題でもドイツ、デンマークなど理論より実行面で遥かに日本より進んでいりようである。
 北海道サミットで日本は環境先進国のような顔が出来ないことを憂える。
 こちらではタクシーの運転手でも日本の株価ダウンは低金利政策のため米国より5%大きいと承知している。
 国会は政権争いに終始しているようだが、日本の若返りに近隣諸国よりの受け入れなど、EUのような大きな戦略なしでは、やがて老大国から消えて老小国に成り下がること間違いない。
一般国民も目を世界に向け農耕民族から狩猟民族の勉強をしないとならない。juntaro