1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 人を頼ってばかりいる人間を、人はいつまでも助けてはくれない。自分の命を捨ててまで、他の命を助けようとするは、親が子に対してだけ。

2022-03-27 19:02:38 | 法話
親の年金で飯を食ってる高学歴ニート君が「憲法9条改正など言語道断。『米国が日本から撤退したら、この国の防衛はどうなるんだ』という人がいるが、そんな荒唐無稽な議論をしても始まらん。そう思わんね、住職」と。「ところで君は、ご両親が同時に事故で亡くなったとしたら、どうやって飯を食っていくんだい」と。

【追伸】
すると高学歴ニート君が「そんなありもせん事を聞かれても。仮にあったとしたら、生活保護の申請をするだけだよ」と。「持ち家と貯金があったら、申請は通らんけど」「貯金がなくなったら、家を売ってお金を作って、そのお金が底を付いたら、申請すればいいだけ。それより、親は死なないよ。俺が70歳になるまで」と。「そうかな」と拙僧、これで会話は切り上げたが、全てが他人任せなんだね。自分で何とかしようなんて考えは、欠片もないようだ。『どこぞの国みたいだね』とまでは言わないが。限りある物は、いつかはなくなるんだが。日本人が全員、そうだとは言わないが、他国に比べ、危機管理能力が欠乏してるは確かかな。平和だもんね、日本は。









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