1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【2205話目】ベジタリアン食、ビーガン食といえば、わかりやすいのが、お寺などで出される精進料理がそれかな。わが寺の檀家だけかもしれませんが、90歳以上の元気印の爺様、婆様は皆、肉食にて。

2021-06-27 15:17:27 | 法話

読者が「住職さん、私はベジタリアンではなく、肉、魚だけでなく、卵、乳製品、蜂蜜も口にしない完全野菜主義のビーガンです。それをする理由は、美容目的ではなく健康、つまり、癌になりたくなかったからです。が、65歳にして癌になりました。もう、アホらしくて、これからは大好きな肉を死ぬまで食べます」と。

【追伸】
この読者が「初めっから、肉や魚が嫌いで食べない人は、自分の事をベジタリアンとか、ビーガンとか称して、言わないですよね。嫌いで食べないだけだから。それが当たり前の事を、敢えて『私は、〜である』と説明はしないですもんね。美容、健康志向の他に、自分がベジタリアンであるという事に酔いしれている人達も偶にいます。主治医に『肉類も食べないと駄目だよ』と言われてきたのに、何をこだわってきたのか。食事に限らず、何でもが、バランスというは、大事ですよね。人生は短いのに、なんか、損したな」と、この読者がため息を。