
写真は、最近じゃどこの電気屋さんでも見かけるUSB充電器ですが、そもそもUSBってのはパソコンに周辺機器をつなぐための汎用企画だったと記憶しています。
おもしろいのは、USBコネクタの規格の中に、5V500mAの電源規格があるそうなんです。で、そこに目をつけた携帯電話関連、携帯音楽プレーヤー関連、自動車用品関連の方々。
そもそも、自動車の中での電源供給といえば、長い間シガーライターソケットの独壇場でした。どの車にもついている12Vで、元々熱源用の電源はたくさん電流を流すことができるなどたくさんのメリットがありますが、いかんせんソケットが大きく、電流が多く流せるということは、保険のためか太い電線を使うことが多いなど、取り回しについて若干の不便さがありました。
そこへ、携帯音楽プレーヤーとともにUSBコネクタがやってきました。5Vで流せる電流は少々少ないモノの、昨今のマストアイテム携帯電話や携帯音楽プレーヤーを充電するには十分な性能です。
シガーライターソケットで、2連の二股なんかを作ると置き場に困るくらい大きくなりますが、USBコネクタを使えばこの通りずいぶん小さくなります。写真の製品なんてこれで二股です。
いずれ、自動車には純正でUSB形状の電源供給ポートが標準装備される日も来るんじゃないかと想像しますしますし、多くの車内用品は4.5V位で作動する製品が多くなるんじゃないかと想像します。
最初に書いた通り、USBとはパソコンに周辺機器をつなぐためのコネクタとして歩き始めたのですが、いつの間にか5V500mA以下の機器用の電源供給規格となってしまっているようです。
そこには、パソコンなんてなーんにも関係なくなっているのがちょっとおもしろいです。
しっかし。。。この手の商品ってなぜか白くて、初期の頃のiPodを連想させるデザインが多い気がしますがどうですかねえ。。。