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自然の中の1枚
身近な自然を、1眼レフで撮っていきます。
 



長年会いたかった、オオカラモズ (Chinese Grey Shrike) に、
色々地元のバーダーの方にお世話になって、鹿児島で会うことができた。

昨年長野で出会ったオオモズ と似ているが、オオモズは、主に初列風切の基部が白く、
飛翔時には、大きい2つの白斑が目立つのに対し、
オオカラモズは、初列風切の基部に加え、次列風切の基部にも白斑があるため、
飛翔時は、2つの白斑というよりは、大きな白い帯に見えることが、違いとしてしっかり確認できた。

オオカラモズ




手前の草が邪魔だが、飛翔時に大きな白の帯が目立つ




(こちらは昨年出会ったオオモズ: 大きな白斑)


時折、餌を見つけては地面に舞い降りる








上を飛ぶ猛禽を警戒するオオカラモズ

気になる、気になる。。





(全ての画像は、クリックすると大きく表示されます)

使用機器:CANON EOS7D + EF800mm F5.6L + GT3541 + Manfrotto 516

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神奈川に現れて、その珍しさから多くのバーダーの注目を集めているセアカモズ (Red-backed Shrike)。
その場では皆が当たり前のように、セアカモズと話しているので疑いもしなかったが、
帰って、さまざまな識別ポイントを写真で確認してみると、特に下記の点が気になり、
ひょっとしてセアカモズではないのでは?という疑問が生じてきた。(シマアカモズ?)

 ・ 最外尾羽の外縁や尾の先端、尾羽基部の白班が確認できない (写真a)
 ・ 静止時に突出する初列風切の枚数(EPT:Exposed Primary-tips)が少ない (写真b)
    (セアカモズは7~8枚とのことだが、写真で見る限り4~5枚程度 → シマアカモズ?)
 ・ 初列風切基部の小さな白班 (写真c,d,e)
    (シマアカモズにも白班がある個体もいるらしい)
 ・ 外弁欠刻が P8, P7, P6 に見られる(ような気がする) (写真d)
    (セアカモズの外弁欠刻:P8, P7 / シマアカモズの外弁欠刻:P8, P7, P6)

個人的には、セアカモズであったほうが勿論嬉しいのだが、
何となくすっきりしないので、そのうちどなたか識別に詳しい方の確定意見が出ることを期待したい。

追記(3/6)
山階鳥類研究所が、正式に「セアカモズ」と認定したとの情報を聞きました。(未確認情報)
上記疑問は未解消なので、少し"もやもや感"は残りますが、いずれにしてもよかった!

セアカモズ (?)






( 写真a )


( 写真b )


( 写真c )


( 写真d )


( 写真e )

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何回か通った高原で、ようやく、オオモズ(Great Grey Shrike) に出会えた。

一面の雪景色の中、雪に同化した白いオオモズが、どこからともなく現れ、
少し離れた木立の中を行ったり来たり、優雅な姿を楽しませてくれた。

木立の天辺で尻尾を振りながら獲物を探し、そこから急降下して獲物を狙い、
また元の場所に戻る様は、まさしくモズそのものだったが、
飛翔すると、まるでオナガのような白と黒の長い尾っぽが、雪の中でよく目立った。

オオモズ








初列風切基部の白斑が目立つが、大きく白い翼帯のように見えるオオカラモズとはやはり違う。









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ポールにとまって、辺りを見回していたチゴモズ (Tiger Shrike) ♂。
急に地面に降りたと思ったら、餌の大きな昆虫をGETしていた!

この後、ゆっくり餌を食べていたら、この様子を見つけた♀が勢いよく飛んできて、
餌をめぐっての取り合いとなり、最後は、2羽で仲良く飛んで行きました。。

辺りを見回すチゴモズ♂




急に地面に降りた。


餌をGET!







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絶滅危惧ⅠA類(CR)のチゴモズ (Tiger Shrike) のつがいが、
2本の高い木の先に各々陣取り、ギチギチ鳴いていた。

やがて餌を求め、すぐ近くを飛び回ってくれたが、モズより一回り小さな体で、
白いお腹に背中の茶色、頭の灰色のコントラストが、とてもキレイなモズだった

高い木の頂きでギチギチと鳴くチゴモズ♂


その横で佇むチゴモズ♀


近くにやってきたチゴモズ♂





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