333ノテッペンカラトビウツレ

 奇跡は 誰にでも 一度おきる だが おきたことには 誰も気がつかない

シャッフル/ギャンブル

2009-09-22 03:44:56 | SP(Standard Program)
●というわけで終わった。さっきメールを送った段階でとりあえず仕事は全部終わりました。何か残ってる気もするけど、そんなものは全部来週の月曜に考えるとして、これで日曜日まで何も考えなくて済むわけですよ。長かったなぁ。思えばこんな気が楽なのって年始以来かも。とりあえず明日は都内でダラダラして、さっさと福岡に逃げます。あ、このブログは毎日更新しますよ。

●何か最近、やたらと色んな人に「婚カツすれば?」と言われるんですけど、それって何すればいいの?休日に自分の趣味を活かして、シネマヴェーラ渋谷に若き日の菅原文太が出演している『女獣』を観に行く…のは違うよな。昨日行ったけど、それが婚カツじゃないことは俺にもわかる。映画館にはオッサンしかいなかったし。じゃ、どうすんの?というわけで現代のバカ者らしく、試しにググってみた。そしたら…婚カツって要は有料のサイトに登録することなのな。ひと昔前に雑誌についていた結婚相談所のハガキがネットになった感じ。ああいうのは確かに「お見合いのための世話」を焼いてくれる人の減った現代社会では有効なのかもしれんね。個人的には見合いだろうが、パーティだろうが、人がどこで出会うか何て優劣も何もあったものではないと思うので問題ないと思うので、安全が保証されている限り、もっと普及していいんじゃないでしょうか?

●つーか、こんなに少子化だ、結婚する人が少ないとか言ってんだからさ。もっと出会い系みたいなのを盛り上げていってもいいと思うんですけどね。地方などでは自治体が音頭をとってお見合いパーティみたいなのをやってるみたいですが、そもそも人間ひとりが自然に暮らしてて出会える人間の数なんて限られてるんだから、少し仕組みを工夫して会う人の数を増やしてみるのも悪くない方法だと思います。人間って自分じゃ「俺も社会に一員」とか思ってても、自分の所属している領域を一歩出たら、本当「自分って何も知らないな」って感じですからね。昨日のサークル活動の話と少し通ずるものがありますが、職種とかそういうのも含めてガラッとシャッフルしてみるのは悪くないと思います。

●ずっとこのブログを続けながら毎年「なぜに俺はここまで受験生のことを考えているのだろうか?」と思うことがあります。夏になれば「夏は受験のふんばり時だ」と書き、正月になったら「後少しの辛抱です」と呼びかけ…筆者の年齢から考えて、受験生が読んでいるとは思えないんですが、それでも受験生のことが何となく気になります。

●理由はおそらく、筆者自身があまり良い受験生ではなかったからでしょう。筆者は単純に「もう大阪は勘弁。東京に住まわせて」というだけの理由で受験し、東京に出て来るのと同時にそれ以前の記憶の大半を忘れてしまった人間なので(これもまぁ、一種の病なのかもしれんけど)、受験というのは「暗黒時代の最後の1年」というイメージです。たまに知人などが「予備校時代に恋人がいて」なんて話をすると、三十路半ばでも軽い嫉妬がわきおこります。予備校にカノジョ?一緒に自習室に行ったりするわけ?「一緒に東大に入ろうね」って、それ完全にマンガの世界じゃんか。うらやましい限りっすよ。

●と同時に「受験生を2回やるのは勘弁」という気持ちも相当にデカい。運良く浪人しなかった人間がこんなことを言うのも何ですが、受験を2年やるだけの精神力は俺にはありません。一生に1年が限界です。そもそもに記憶力が悪く、我慢もなく、誘惑に非常に弱く、気が短い筆者のような人間にとって受験は地獄です。ま、誰にとっても地獄なんだけどさ。それでもたまに新宿の某有名予備校の前を通りかかった時に楽しそうに恋人同士で勉強している学生を眺めていると完全な異文化で育った生き物を見る感じです。

●人生は常に選択の繰り返しで作り上げられていくものですが、受験というのはその中でも「後々に記憶に残りやすい選択」でしょう。実は就職活動の方が大きい選択だったりするのですが、こんな御時世ですから転職とか失職とか色々ありますからね。それに個人的な印象では就職活動より受験の方が圧倒的にツラい。というわけで、秋の大型連休とか言って世の中、浮かれてますけど、受験生のあなたは風邪に気をつけて勉強してください。俺は日曜まで休みます。

●で、婚カツと受験の話をして最後に”ギャンブル”の歌をキックして終わると。あ、悪意はないっす……はい。