地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

悔しさは最大のエネルギー

2021-06-07 12:19:00 | 日記

第一志望のの県立高校に落ちた子がいる。

 

本人は平気な顔をしていたが

それはウチの塾で

「高校はどこでもいい!

高校で頑張るか、頑張らないかだけが大事!」

 

そう言われ続けるからだよね。

 

実際は

悔しくて仕方なかったんだと思う。

 

私立高校に進学し、

最初の中間テストで

世界史83点(平均62点)

化学90点(平均59点)

数Ⅰ  96点(平均58点)

数A 91点(平均72点)

コミュ英 93点(平均69点)

 

現時点で判明しているのは、こんな感じだ。

 

絶対に悔しかったんだと思う。


高校生の保護者たち

もし今、

我が子が希望の高校に受かってるのなら、

この点数を見て思うことはあるでしょ?

あの時落ちていた方が、

いま我が子は頑張っていたのかも・・・

 

どう?

もしそう思っていたとしたら

現在の我が子は

それほど勉強で輝けてないってことだよね?

 

でも大丈夫。

 

そう思うってことは、

希望の高校に入ってから

「悔しい思い」をしてるってことだから。

 

あとは

「子供が悔しがるチャンスを

親が奪い取らない」

ってことを忘れないで。

 

明らかにイラついて悔しがって

「こんな結果で悔しくないの!?」

 

と我が子に言わないこと。

 

それ、絶対にダメ。

 

親がいくら悔しがっても、

それはちっとも意味がないし、

子どもには1ミリも伝わらない。

 

そればかりか

目の前で悔しがってる人がいたら、

なんか冷静に見ちゃう自分って

いるでしょ?

 

「なんで、この人は

こんなにテンション高く悔しがってるんだ?」

って。

 

子ども自身が悔しがること

これが大事。

 

言葉で確かめなくてもいい

 

見てりゃ分かるでしょ。

 

悔しがってない?

 

それは仕方ないよ。

 

これまでの子育てで、

本来、子どもが感じるべき悔しさを

親が奪ってきた結果だから。


ここから我が子の悔しさタンクに

悔しさが溜まっていくのを

「忍」の一字で見守るしかない。



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上位の子と下位の子を一瞬で見抜く方法

2021-06-07 05:07:00 | 日記

上位の子たちと下位の子たち

話せばすぐに違いに気づくよ。


メンタルとか

欲とか、

親の力とか

そういう話ではなく、

僕が実際に塾の子たちを見ていて分かる

「勉強のやり方」を話そう。

 

どんな教材を使っているか、

に関係なく

アウトプットに使っている時間の割合

 

まず何よりも、これが絶対的に違う。

 

アウトプット

 

つまり、

「自分の脳内に入っている知識を

引き出すトレーニング 」

 

これだ。

 

上位の子たちは

1時間あったとしたら、

55分くらいは問題を解いている。

 

つまり、

勉強時間のほとんどを

アウトプットに使ってる。

 

そして下位の子達は

まさに、その逆。

 

教科書を眺めたり、

教科書の文を読んで

重要語句をノートに写したり。

 

本人は

目と脳を使っていると思っているのだが、

 

結局、

「自分の頭の中に入っているものを引き出す」

ということはやってない。

 

ちょっと具体的に考えてみれば、

その違いがどれだけ大きいか

誰にでも分かると思う。

 

例えば【鬼滅の刃】

 

映画を観ましたか?

 

映画館に行って、

椅子に座って最後まで観る

 

ストーリーは頭に入るし、

感動もするだろうね。

 

これで、鬼滅の刃が

頭に入ったと思うのが「下位の子」

 

その後、

「どうだった?」

「どんな話だったの?」

と親に聞かれ

その観てきたストーリーを

なるべく親にも伝わるように、

その感動ポイントまで伝わるように

必死に話すのが「上位の子」

 

分かりますか?

 

とてつもない差がつく理由、

誰にでも理解できたはずだ。


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