第一志望のの県立高校に落ちた子がいる。
本人は平気な顔をしていたが
それはウチの塾で
「高校はどこでもいい!
高校で頑張るか、頑張らないかだけが大事!」
そう言われ続けるからだよね。
実際は
悔しくて仕方なかったんだと思う。
私立高校に進学し、
最初の中間テストで
世界史83点(平均62点)
化学90点(平均59点)
数Ⅰ 96点(平均58点)
数A 91点(平均72点)
コミュ英 93点(平均69点)
現時点で判明しているのは、こんな感じだ。
絶対に悔しかったんだと思う。
高校生の保護者たち
もし今、
我が子が希望の高校に受かってるのなら、
この点数を見て思うことはあるでしょ?
あの時落ちていた方が、
いま我が子は頑張っていたのかも・・・
どう?
もしそう思っていたとしたら
現在の我が子は
それほど勉強で輝けてないってことだよね?
でも大丈夫。
そう思うってことは、
希望の高校に入ってから
「悔しい思い」をしてるってことだから。
あとは
「子供が悔しがるチャンスを
親が奪い取らない」
ってことを忘れないで。
明らかにイラついて悔しがって
「こんな結果で悔しくないの!?」
と我が子に言わないこと。
それ、絶対にダメ。
親がいくら悔しがっても、
それはちっとも意味がないし、
子どもには1ミリも伝わらない。
そればかりか
目の前で悔しがってる人がいたら、
なんか冷静に見ちゃう自分って
いるでしょ?
「なんで、この人は
こんなにテンション高く悔しがってるんだ?」
って。
子ども自身が悔しがること
これが大事。
言葉で確かめなくてもいい
見てりゃ分かるでしょ。
悔しがってない?
それは仕方ないよ。
これまでの子育てで、
本来、子どもが感じるべき悔しさを
親が奪ってきた結果だから。
ここから我が子の悔しさタンクに
悔しさが溜まっていくのを
「忍」の一字で見守るしかない。