地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

高校入試と同じ覚悟で、大学受験を考えてはいけない

2021-06-06 12:55:00 | 日記

ウチの塾は、入塾テストはないので

よほどのことがない限り入塾可能だ。

 

だから、入塾段階では

上位の子はそれほど多くはない。

 

でも、結果的に多くの塾生が

トップ校へと進学していく。

 

その理由はね 

「先の想像ができる話をたくさんする」からだ。

 

昨日も小6には中学の定期テストの現実を伝えた。

 

中学生になれば、

高校での勉強の大変さや

大学受験の仕組みも話す。

 

特に中3には、コテコテの現実の話をする。

 

最初はわけが分からないと思うよ。

親に連れられてきた子も多いしね。

 

少し学校の順位が上がればいいかなー

なんて思って塾に入ったら

「指定校推薦のキツさ」

とかいう話をされるわけだし。 

  

学校や塾の授業の先には定期テストがあって

定期テストの蓄積で外部模試があって

その先に高校入試という壁が、そびえ立っていて

その壁を越えると

異次元の「高校」という世界があり

そこでの定期考査、

予備校の模試が頻繁に襲ってきて

大学受験というバケモノが待っている。

 

そして

その大学を卒業した人たちの平均年収

 そういう話を

耳にタコができるくらい聞くことになる。

 

そりゃね、勉強を楽しくやろう!とか

定期テスト、頑張ろう!とか

そういう話だけされてる子たちに比べたら

それは、強くもなるもんだ。

 

情報は武器だ。

 

リアルな情報を多く手にしたものは

しっかりと予測ができて、

覚悟を決めて行動ができる。

 

ウチの塾の強さの秘密はそこにある。

 

特に「高校入学後」

この現実を知らない人が多すぎるからね。 

 

高校入試は

なだらかに上がっていく坂の上に待っているものだが

大学入試は

少しでも足を滑らせたら

奈落の底に落ちていくような断崖絶壁を

孤独に登り続けた先に待ち受けている。

 

高校生やその保護者なら

もう、誰もが知っていることだ。


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上位にいる子たちも、じきに苦しむことになる

2021-06-06 05:31:00 | 日記

中3の話をしよう。

ここまでは達成感と優越感で

「勉強」というものに対峙してきた子たち

 

塾で取り組む入試過去問も、難なく解く。

 

きっと大半の塾生が

「これなら行ける」と思っているはずだ。

 

しかし、ここから先、

みんな同じことで苦しむはずだ。

 

それは

「制限時間という制約の中では

納得のいく点数が取れなくなる」

ってことだ。

 

例えば、目の前の問題、

普通に取り組めば9割は取れる。

 

すでにその領域に入っている子は

ウチの子たちの中には何人もいる。

 

しかし

それは授業時間という、

リラックスした空気の中で解くからであり、特に制限時間を設けていないからである。

 

これが徐々に、迫真テストや塾内模試で

「制限時間」

というものも相手にしないといけなくなる。

 

すると、途端に正答率が8割に落ちる。

 

実際、8割取れていれば

トップ校は受かる可能性が大きいのだが

本来、普段の自分は9割取れているわけだから、

そのギャップが

大きな不安となって襲いかかってくる。

 

上位の子たちは余裕?

 

自尊満々で軽く突破?

 

いやいや、とんでもない。

 

毎年多くの塾生が

その領域で戦っているが

誰一人として優越感に包まれて

受験を戦い抜くわけではないのだ。

 

そんな姿を日常的に見る下位の者は

劣等感を感じるのか

 

いやいや

これもまたとんでもない話だ。

 

自分よりも上位のものが焦り、

追い込まれている姿を見て

自分も頑張らねらねば!

 

そう思って勉強に取り組む。

 

ウチの塾を見学してもらえれば一目瞭然だが

受験が近くなればなるほど、

誰が上位者で、

誰が下位者なのか分からないはずだ。

 

15歳の受験

 

レベルに関係なく、

目の前に聳え立つ大きな壁に

不安で不安で仕方がなくなるのは

みんな同じ。

 

その時に必要なのは

「凄いなー」

「君は強いよ」 

後ろから見守りながら、

たまにそう声をかけてあげることこそ

大事なことなのである。

 


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