地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

単願で高校に入った子たちは、指定校推薦はムリだ

2020-11-19 05:32:35 | 日記

別に単願で私立に決めることが

悪いって

言ってるわけじゃないです。

 

最初にそれは言っておく。

 

さて

単願で

私立高校に決めた子たち。

 

どうして

その道を選んだのか。

 

今ここで、

しっかりと

見つめてもらいたいのです。

 

おそらく、

「このままでは

公立のトップ校は厳しい。

 

入ってからも勝負に負ける。

 

だったら今の数字で

単願なら合格できる

あの私立高校に行った方が

指定校推薦の

多さから見ても

良い大学に行ける可能性は

大きくなるのではないか。」

 

そう考えている人も

多いのでしょう。

 

残念ですが

その思考パターンで

私立高校に行くと

 

きっと

思い描いたような大学は

夢のまた夢に終わります。

 

高1の2学期の段階で

自分の選択と覚悟が

甘々に甘すぎたことを

痛感するでしょう。

 

いいかな?

 

例えば

指定校推薦で

GMARCH以上に

行こうと考える場合、

 

評定平均は少なくとも

4.4

くらいは欲しいです。

 

オール5とオール4の

間くらいかな?

 

なるほど

じゃあ、どうだろうか。

 

中学時代、

果たして

それくらいの評定(内申)を

とっていただろうか?

 

高校の勉強内容よりも

はるかに簡単な

公立中学の

定期テストごときで

それくらいの内申を

取れなかった。

 

その程度の

「努力能力」

 

しかも

高校受験の最後の最後

 

公立を目指して

頑張ってる子たちが

最後の力を振り絞って

頑張っている時に

 

キミは

その子たちを打ち抜くだけの

努力をしただろうか。

 

知識を手に入れただろうか。

 

その子たちの何割かが、

残念ながら

公立を落ちて同級生として

キミと同じ高校に通うんだ。

 

頑張った経験値が違う。

 

最後の爆伸びの数字も違う。

 

落ちた悔しさも違う。

 

リベンジを願う

気持ちの強さも違う。

 

何もかも違う。

 

その子たちが、

大学受験での

リベンジを誓い、

 

指定校推薦を狙って

学校の定期テストに

向ける情熱と

その能力。

 

キミは、

最初から

全てにおいて

負けた状態で

同じスタートラインに

立つんだよ。

 

当然、

その落ちた子達は

中学の定期テストでも

キミと同じか、

それよりも高い位置に

いたのでしょう。

 

その子たちが

中3の

11月、12月、1月、2月

 

キミが単願と決めた

あの日から4ヶ月

 

死に物狂いで頑張って

学力を高め

そして

最高の悔しさを胸に、

大学受験でのリベンジを誓って

キミの横に立つんですよ。

 

見ているところが

全然違うんですよ。

 

見ている時の

気持ちの強さが違う。

 

さあ

キミは大丈夫ですか?

 

高校では

届かなかったけど

大学は

いいところに行きたいな!

 

指定校推薦枠が多いし!

 

早く高校も決まって、

ラッキー!!!

 

もし、

ほんの少しでも

そんなことを

思っているようなら

題名にも書いたように

思い描いたような

指定校推薦の道は

無理です。

 

断言しよう。

 

キミは

意志の力も

自学の力も

もちろん学力も

 

全くもって

足りてないんですよ。


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