立山モアイの多趣味ブログ

以前から色々な趣味があります。天文、釣り、園芸、DIY、その取り組みを紹介します。

火星・超大接近

2008年11月22日 06時50分40秒 | 天文
火星・2003年9月29日撮影
撮影地:沖縄県大宜味村

2003年8月27日に火星は実に約6万年ぶりに地球に大接近しました。星空の綺麗な郊外では、マイナス3等まで達する巨光を放つ火星が、天の川と同時に輝き壮大な眺めとなりました。この日の沖縄の星空は気流が安定し、火星の強拡大撮影には最適でした。拡大率が異様に大きいために写野に導入するのにひと苦労でした。色々工夫して撮影しました。火星の中央には”キンメリア人のよだれ”と呼ばれる2本の黒い模様が見えます。沖縄の国内最高の良気流のもと、漆黒のヤンバルの夜空で火星を堪能できたことは貴重な体験でした。

──撮影データ
(モノクロ画像)
2003年9月29日 20時45分ごろ
C8+Or9mm(合成fl=27320mm 合成F=135)
超高感度モノクロCCD-VカメラWAT-100N
ビデオキャプチャ後、Registax2で約100フレームコンポジット
Photoshop5.0.2で処理、(空間分解系フィルタは未使用)
(カラー画像)
2003年9月29日 21時49分、露出 手動(1/60秒)
C8+LV25(合成fl=約560mm 合成F=2.8 ※コリメート法)
カシオ QV-3500EX(光学ズーム未使用、fl=7mm F2、無限遠固定合焦、ISO180相当)
後処理なし、1枚撮り、コンポジットなし、撮影間隔時間を狭めるために高精細JPGモードで撮影

最終的に、以上の2点の画像を、フォトショップでLRGB的に合成(レイヤー乗算)
さらにブログ掲載用にGIMP2で再加工(色調強調)
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