2002年9月15日撮影
広く知られた現象である日食は、月が太陽を隠す現象です。月による天文現象には日食のほかには惑星食(金星食・木星食など)、そして恒星食があります。いずれの現象も、天球を移動して行く月の途上に他の天体がある場合に、見かけ上、月と天体が重なりまるで月がそれらの天体を食べてしまうように、他の天体が消えて見えなくなってしまう現象で、総じて星食と呼ばれます。
今回の写真は射手座シグマ星(σSgr)の食(恒星食)の様子です。画面左に写っている大きな月がシグマ星を隠し、その後、再び月縁からシグマ星が現れた場面を撮りました。今回の主役・いて座シグマ星は、画面右下の隅のあたりに写っている小さな光点です。月に対してあまりにも小さなイメージで;よくよく目を凝らさないと判りません。しかしながら、この現象は星食としてはかなり明るいほうで、観測はしやすかったです。
──撮影データ
2002年9月15日 19時ごろ
撮影地:沖縄県大宜味村
ビクセンGP赤道儀・ノータッチガイド
ビクセン ガイドスコープ60M(f=700mm F11)
直焦点(改造Tリング使用)
WAT-N100(設定感度:30%レベル)
VTRをパソコンに直接取り込み(カラー画モード)
良好な1枚の画像を選び、フォトショップ5.0.2で処理
RGBモードに切り替え、取込ノイズが強く入った青画像(B画像)のみを破棄
その後モノクロに画像モードを切替、USMフィルタをかけ、JPGとして出力
※ブログ掲載用にGIMP2で再加工
コメント:沖縄は好天に恵まれたので観測。準備に手間取り、出現時刻をかなり過ぎての撮影になってしまいましたのが残念、なんとか絵になった;
広く知られた現象である日食は、月が太陽を隠す現象です。月による天文現象には日食のほかには惑星食(金星食・木星食など)、そして恒星食があります。いずれの現象も、天球を移動して行く月の途上に他の天体がある場合に、見かけ上、月と天体が重なりまるで月がそれらの天体を食べてしまうように、他の天体が消えて見えなくなってしまう現象で、総じて星食と呼ばれます。
今回の写真は射手座シグマ星(σSgr)の食(恒星食)の様子です。画面左に写っている大きな月がシグマ星を隠し、その後、再び月縁からシグマ星が現れた場面を撮りました。今回の主役・いて座シグマ星は、画面右下の隅のあたりに写っている小さな光点です。月に対してあまりにも小さなイメージで;よくよく目を凝らさないと判りません。しかしながら、この現象は星食としてはかなり明るいほうで、観測はしやすかったです。
──撮影データ
2002年9月15日 19時ごろ
撮影地:沖縄県大宜味村
ビクセンGP赤道儀・ノータッチガイド
ビクセン ガイドスコープ60M(f=700mm F11)
直焦点(改造Tリング使用)
WAT-N100(設定感度:30%レベル)
VTRをパソコンに直接取り込み(カラー画モード)
良好な1枚の画像を選び、フォトショップ5.0.2で処理
RGBモードに切り替え、取込ノイズが強く入った青画像(B画像)のみを破棄
その後モノクロに画像モードを切替、USMフィルタをかけ、JPGとして出力
※ブログ掲載用にGIMP2で再加工
コメント:沖縄は好天に恵まれたので観測。準備に手間取り、出現時刻をかなり過ぎての撮影になってしまいましたのが残念、なんとか絵になった;