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昔、祖母から『冬至10日前になるころから藁のしべ程ずつ日が長くなってゆく』と教わりました。普通に考えれば冬至は一年で一番日が短いのだから、冬至10日前から日が長くなるなんておかしいのでは?と勘ぐりたくなります。私は資料を調べてみました。そして驚きました。
天文年鑑のデータによれば、冬至10日前頃の12月14日の日没は16時29分。その6日前の12月8日の日没が16時28分ですから、日没の時刻が1分ほど遅くなっています。つまり、夕方暗くなり始める時刻が冬至10日前から徐々に遅くなり、まさに『日が長くなってゆく』のです。しかしながら、日の出の時刻の変化により、昼の長さは冬至にむかってどんどん短くなって行きます。
調べ終わって先人の知恵を垣間見た思いがしました。
東京の太陽出没時刻と昼の長さ
日付 日出 日没 昼の長さ
12/8 6:38 16:28 9:50
12/14 6:43 16:29 9:46
12/18 6:45 16:30 9:45
12/22 6:48 16:32 9:44
※天文年鑑2008より抜粋
天文年鑑のデータによれば、冬至10日前頃の12月14日の日没は16時29分。その6日前の12月8日の日没が16時28分ですから、日没の時刻が1分ほど遅くなっています。つまり、夕方暗くなり始める時刻が冬至10日前から徐々に遅くなり、まさに『日が長くなってゆく』のです。しかしながら、日の出の時刻の変化により、昼の長さは冬至にむかってどんどん短くなって行きます。
調べ終わって先人の知恵を垣間見た思いがしました。
東京の太陽出没時刻と昼の長さ
日付 日出 日没 昼の長さ
12/8 6:38 16:28 9:50
12/14 6:43 16:29 9:46
12/18 6:45 16:30 9:45
12/22 6:48 16:32 9:44
※天文年鑑2008より抜粋