写真日記, etc.

写真, etc. で綴るなんでも気儘にモノローグ

北欧4カ国の旅 (JTB旅物語)

2005-06-05 23:59:59 | Weblog
第4日目 6月5日(日)

ホテルからバスでブログネル公園へ。 バスは公園を散歩した先で待っていてくれる。
現地ガイドの純子さんの説明を聞きながらブログネル公園をまっすぐ歩いて見学。

王宮の北西にあるブログネル公園は、ヴィーゲランの彫刻が多数並ぶ公園。 オスロ市から依頼を受けた彫刻家グスタフ・ヴィーゲランが、晩年を捧げて全体をデザインした公園。池にかかる橋の両側に、腕を伸ばしたり、肩を組んだりした人物のブロンズ像が並ぶ。 中でも有名なのは片足を上げて泣いている赤ちゃんの像 「おこりんぼう」である。 泣いているのに何故おこりんぼうなのだろう。 泣き虫像でよさそうなもの。

公園の見学が終わり、ガイランゲルへ移動。 約423kmの距離だ。

今日は日曜日。 キリスト教国のため、午前中は礼拝で店は開けない。 そんな静かな街並みを、観光バスは交通規制をかけて走るような気持ちよさだ。 新緑の美しさは例えようがない。

ガイランゲルへの途中、長いミョーサ湖を右に見て、ずっと付き合う事になる。

1994年の冬季オリンピック開催地のリレハンメルに寄る。 スキーの練習に来ていた15才の少年が我々の人気者になり、一緒に写真を撮らせて貰ったりした。 後々オリンピックの選手になったら、この時撮った写真は貴重なものとなる。 聖火台などもカメラに納め、リレハンメルのスキー場を後にした。

今日の旅程の最後、中世の木造建築によるスターブ式教会を見学。 基礎部分を土に埋めて建てるので腐食しやすく、今ではこの建築方式は廃れていっている。 そのため全国で28戸しか残っていないとのこと。

この後、ガイランゲルフィヨルドをフェリー乗り場まで一路まっしぐら。 フィヨルドはニュージーランドのミルフォードサウンドの方が、壮大で美しい。 ガイランゲルフィヨルドは、入り江が幾重にも重なって賑やかだが、美観、景観といった点はミルフォードサウンドに及ばない。 勿論主観ではあるが。

18時半の最終便まであと50分しかない。 バスを飛ばしに飛ばしてぎりぎりで間に合い、バスに乗ったままフェリーに乗船。

19:30 ガイランゲルに到着。 バスでホテルへ。 ミーティング後、部屋で一休みして夕食。